「読書」と「行動」の間に必要なもの
こんにちは、「美女読書」運営のわたなべです。
先日スタートしたオンラインサロン「美女読書 編集室」では、「課題解決のための読書」を方針にしており、読むだけで終わりにならないよう、あらかじめ目的(=どんな課題を解決するために読むのか?)を設定するようにしています。
本は読むだけでは意味がなく、そこで得た知見を行動に移すことで本当の価値を発揮します。この点はよく指摘されることなので、読書をスキルアップにつなげたいと考えている人であれば、誰もが意識していることでしょう。
にも関わらず、読書後にしっかりと行動に移し、さらには成果にまで結びつけられている人が少なく感じるのは何故なのでしょうか。
その原因は、大きく2つあると考えています。
- 読み終えた後、「実践したいことがたくさん書いてあるいい本だった!」で終わってしまい、行動する前に忘れてしまう。
- 読み終えた後はやる気になって一度は行動に移すが、継続できずにいつの間にか元の自分に戻っている。
本を読んだ直後であれば、内容がしっかり頭に残っているし、モチベーションも上がっているので行動に移せる人は多いと思います。
しかしせっかく行動に移しても、継続できなければ大した成果には結びつきません。そして継続できるかどうかは、行動できるかどうかとはまた別の問題であることに気づいている人は少ないんですね。
「本を読む」→「行動に移す」の2ステップで結果を出せる人は少ない
読みっぱなしのまま、本から得た情報を整理したり、具体的な行動リストにまでアウトプットしたりしない人は、時間の経過とともに簡単に頭から抜け落ち、結果が出る前にもとの自分に戻ってしまいます。
要は「本を読む」→「行動に移す」という2ステップだけでは、成果にまで結びつけることは難しいということです。
本の内容を実践すれば、すぐに結果が出るということはありません。むしろほとんどの場合、粘り強く継続して、自分の頭や体に染み込ませ、意識しなくても行動できている状態になって初めて結果につながるものでしょう。
ということは「ちょっとやってみた」程度の実践ではあまり意味がなくて、「継続できる仕組み」を確立することこそ、「結果を出す読書」には重要だということです。
そこで鍵になるのが「アウトプット」です。アウトプットするためには、頭を働かせて情報を整理する必要があるので記憶に残りやすく、またデータとして残るので、忘れてしまった時にいつでも確認できたり、当時の感覚に立ち戻ったりできるメリットがあります。
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「本を読む」→「アウトプットする」→「行動に移す」の3ステップが必要
つまり「読書」と「行動」の間に「アウトプット」を入れた3ステップを踏んだ方が、「結果を出す読書」として機能しやすくなるということです。
既に「本を読む習慣」がある人は、同時に「アウトプットする習慣」も身につけることで、読書の効果をさらに高めることができるはずです。
先日からスタートした「感想を書けば、無料で本がもらえる!」という企画では、書評記事を書いていただくことを条件に、「書籍リスト」の中からご希望の本をプレゼントしています。
企画をご覧になった方の中には、「本は欲しいけど、記事を書かされるのはめんどくさいな…」と感じる人もいるでしょう。
しかし、そもそもの読書の目的(=本で得た知見を課題解決に役立てること)を考えれば、アウトプットの習慣まで身に付けられる仕組みの方が、ずっと本質的な価値があるはずです。「読んで終わり」を前提とした読書では、そもそも本を読む意味がないわけですから。
そして「企画に参加した手前、ちゃんと読んでアウトプットしなければならない」という強制力は、「本を読み、アウトプットし、行動に移して、仕事の成果につなげる」という一連の習慣を身に付けたい人にとって、必ずやプラスに働くはずです。
書籍リストの中には、サロンメンバー限定の本もたくさんあって今後も大量に追加されていきます。気になる本がある方は、ぜひサロンへの入会もご検討ください。
現在13名の方にご参加いただき、男女比は6:4。みなさんモチベーションが高く、本が届いてから2〜3日で「読書+アウトプット(初稿)」される方が多いので、私自身とても刺激を受けています。
これからメンバーと一緒にサロンを成長させて、面白い企画をどんどん形にしていきたいと思います。