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ネスカフェやキットカット、ミロなど、私たちの生活の中で馴染みのあるブランドを展開するグローバル企業・ネスレ。
もともと創業者のアンリ・ネスレさんが、社会課題の解決を目指したことが会社のはじまりだそう。
「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代の全ての人々の生活の質を高めていく」ことをパーパス(存在意義)に掲げ、商品の販売だけではなく、人やペット・地球のための様々な活動を行っています。
中でもとりわけ今注目されているサステナブルな活動や、社会課題に関する興味深い取り組みの数々を、ネスレ日本の広報担当の方に聞いてきました!
被災地支援から農家へのサポートまで。キットカットが行うサステナブルな取り組み
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国内ナンバーワンのチョコレートブランドであるキットカット。受験生への頼もしいサポートなど、単なるチョコレートを超え、メッセージコミュニケーションツールとしても人気を集めています。
そんなキットカットが取り組むサステナブルな活動として、脱プラスチックでパッケージを紙へと変更したことはご存知の人も多いはず。
グローバルな視点では、持続可能なカカオの調達のため、カカオ農家さんに苗木や教育プログラムを提供し、農家の方の生産性を高めて収入を上げてもらい、生活環境の改善につながる活動なども展開しているそう。
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また、2007年から、地震などの被災地への寄付金付きキットカットも展開してきました。
キットカットを購入するアクションを通じて、誰もが“1袋あたり10円を現地に寄付できる”という被災地支援の仕組みを作ったのは、おそらく菓子業界では初のモデルなのだそうです。
廃棄される運命にあった資源に新たな命を吹き込むアップサイクル活動
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一般社団法人アップサイクルという団体にも参加しているネスレ日本。日清紡グループのニッシントーアをはじめ、現在36(※)の企業団体が集まり、連携しているんだそう。
(※)2024年4月25日時点
第一弾として、使用後の紙資源や、山の手入れをするときに間引かなければならない間伐材を利用し、Tシャツやトートバッグに生まれ変わらせる「TSUMUGI」というプロジェクトをスタート。
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加賀友禅の染めの技術を使った手ぬぐいや、東京水引などのブランドとのコラボアクセサリー。
さらには「ネスカフェ 原宿」のスタッフのシャツやエプロンなどのユニフォームも、アップサイクルされた生地から作成されているんだとか!
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今後、さらにパートナー企業やコラボする伝統工芸も増えいく見込みで、第二弾第三弾のプロジェクトも行っていく予定だそうです。
能登半島地震でのペットの保護活動も!安全安心に猫の譲渡会が開ける「ネコのバス」
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ネスレ日本では「ピュリナ」というペットケア部門において、ペットフードも販売していますが、ペットケアカンパニーを目指すべく行われている事業の一つとして、移動型で保護猫の譲渡会が開ける「ネコのバス」を稼働しています。
「ネコのバス」の特徴は、移動型で人が多く集まる場所で開催できること、猫にとっても受け入れる家族にとっても屋外ではない空間は非常に快適で、触れ合いがしやすいように内装も考えられているそう。
また、能登半島地震の被災地に出向き、避難所へペットを連れて行けない場合、この「ネコのバス」を通じて岐阜のシェルターなどへ繋ぎ、一時預かりをするという緊急活動も行っていたそうです。
「ペットを飼う時に譲渡という選択肢もある」という啓発活動から、ペットとペットオーナーの幸せな関係継続のサポートまで、幅広く取り組んでいるといいます。
ネスレ日本が行うサステナブルな活動や社会課題の解決に向けた取り組みの一部をご紹介しましたが、知らないことばかりで驚きの連続でした。
商品を提供するだけでなく、社会課題の解決を見据えたネスレ日本の今後の活動にも要注目です!