マイクロソフトは、27日に開催されたハードウェア関連イベントで299ドルから購入可能なヘッドセットの存在を明らかにした。大手メーカー各社が製造するとしている。
マイクロソフトのWindowsとデバイスに関する取締役副社長であるTerry Myersonによれば、HP、Lenovo、Dell、Asus、AcerがパートナーとしてWindows10の開発者向けアップデート用のヘッドセットを製造するという。
開発者向けアップデートにはマイクロソフトペイントの3Dバージョンの他、従来のHoloLensと今回発表されたVRヘッドセットの双方で利用可能なライブラリが含まれる。その開発者向けアップデートは来春に提供予定となっている。今回のアップデートはWindows10を搭載したあらゆるデバイスで利用可能であり、価格は無料である。
「このヘッドセットは初めて、そして唯一のインサイドアウトの6軸自由センサーを搭載したヘッドセットです。これは、今日市場に出回っている全てのヘッドセットと異なる利点を示しています。つまり、VRのために隔絶された部屋も、複雑なセットアップも必要ありません。その上、500ドルもする現在の高価なデバイスよりも安価に、わずか299ドルから手に入れることができます」とMyersonは述べた。
このヘッドセットのスペックは明らかではない。「インサイドアウトの6軸自由センサー」がどういった位置追跡技術であるのか、部屋の広さに合わせる性能が期待を満たすものであるのか、コンピュータヴィジョンに基づくものであるのかも不明である。しかし、もしマイクロソフトがより性能の低いマシンをターゲットとしているなら、画面解像度がより低いものとなるのは確実だ。
参照元サイト名：roadtovr
URL：http://www.roadtovr.com/microsoft-reveals-vr-headsets-coming-from-top-manufacturers-starting-at-299/
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