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落合博満氏、長嶋茂雄さんの「お客さん」第一の采配に疑問も納得「ああ、そういうことなんだと」


元中日監督の落合博満氏が、「サンデーモーニング」に出演し、肺炎のために死去した長嶋茂雄さんへの思いを語りました。落合氏は、長嶋さんを「野球界のスーパースター」と称賛し、特に印象深かった場面として、連敗中の試合で次の日に使うつもりの良いピッチャーを投入する長嶋さんの采配を挙げました。長嶋さんは「初めてで最後のお客さんに諦めを見せてはいけない」という考えで、常に勝利を目指して最善を尽くしていたと話しました。「お客さん」に対して最後まで最善を尽くす姿勢を称賛し、興行としての責任感を強調しました。

落合博満氏(2019年3月10日撮影)

元中日監督の落合博満氏が15日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演。3日に肺炎のため89歳で死去した長嶋茂雄さんについて語った。

落合氏は「憧れの何物でもないですよ。野球界にスーパースターが何人かいるとなれば、最右翼じゃないですか」と話した。一番の思い出も告白。「連敗してる時に、この連敗を止める時にどうするんだろうなって思ってたの。負けてる試合に、次の日使えばいいピッチャーをどんどんどんどんつぎ込んでいく」と印象的な采配を明かした。

つづけて「なんでこういう使い方するの? って長嶋さんに聞いたらね、『東京ドームに来るお客さん、毎日来るお客さんもいるけども、初めてで最後のお客さんがいる。そういうお客さんに、長嶋巨人はゲームを諦めた、捨てゲームにしたっていうことを絶対に思わせちゃいけない。だからどんだけ負けてても、最後まで勝ちに徹していく。最後まで最善を尽くす。それで負けたら、長嶋巨人っていうのは、最後まで我々が信じている、勝つことに最善を尽くしてくれたんだって納得して帰れる』。ああ、そういうことなんだと。だから次の日にとっておけば良い戦力をどんどんつぎ込んでいった」と、ファン第一の姿勢を語った。

最後に「ファンとは言いませんでした。『お客さん』って言ってた。あくまでも興行ですから。見に来るお客さんに寂しい思いをさせちゃいけないっていう、その一心でやっていたと本当に感じます」と締めくくった。

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