株式会社学研ホールディングス傘下で、医学・看護教育コンテンツ事業を手掛ける株式会社学研メディカル秀潤社が、看護の教育現場における新たな体験型教材としてICT活用にも幅広く対応する「VR精神科看護」を、2022年8月より販売しています。
「VR精神科看護」とは
「VR精神科看護」とは
・VRの特性を活用したリアルな体験ができる動画
・動画を使用した効果的な授業をすぐに展開できる教員用授業の手引き
・学生用ワークブック
・スマホ用VRゴーグル
をセットにすることで“精神科看護の実際”を学ぶことができる『精神看護学唯一の体験型教材』です。
授業で使用する際は、学生全員が付属のVRゴーグルを使用し、精神科看護における患者体験と看護コミュニケーションをよりリアルに学ぶことができるため、”臨地実習の事前対策”ができるだけでなく、”コロナ禍における実習の代替”として活用することもできる仕様となっています。
「VR精神科看護」の概要
セット内容
・VR動画視聴用ID・パスワード
・教員用授業の手引き(「VRを活用した授業の組み立て」含む)
・学生用ワークブック【冊子または電子(PDF)】
・スマートフォン用VRゴーグル【申込み人数(学年)分を提供】
税込価格
電子版ワークブック:一人あたり1,320円
冊子版ワークブック:一人あたり1,540円
なお、視聴期間は申込時~2024年3月末までとなっており、学年単位での申し込みになっていて、2024年4月以降の継続利用に関しては別途案内が予定されています。
「VR精神科看護」の特徴
動画教材でリアルな患者・看護師体験ができる!
「VR精神科看護」には『看護師視点』の動画に加え、『患者視点』の動画も実装されており、
『患者が見ている・感じている世界』がどのようなものであるか
という観点から体験することで、病態の理解を深める効果が期待できます。
さらに、VRならではの特徴として『上下左右見渡して視聴できるので、360度どこからでも精神科看護が学べる』という、従来の実習では経験できない環境も再現されています。
動画教材の一部内容
『事例ベース』で幅広い授業をカバー!
「VR精神科看護」は”教員用授業の手引き”や”学生用ワークブック”が含まれているため、『初めてVRを扱う』という学校でも授業に導入しやすく、”グループワーク”や”反転学習”などの『アクティブラーニング』にも最適な教材となっています。
ICT活用にも対応!
また「VR精神科看護」は学生が自身のスマートフォンで手軽にVR動画を視聴可能なことから
・教室での授業
・オンライン授業
・自習
といった看護基礎教育でのICT活用に幅広く対応しています。
まとめ
看護基礎教育でのICT活用に幅広く対応している新しい体験型教材「VR精神科看護」が、学研メディカル秀潤社より今年の8月から販売されています。
販売元の学研メディカル秀潤社は、学研ホールディングス傘下の医学・看護教育コンテンツ事業を手掛けています。
「患者さんに寄り添う」ことを実践するには経験が重要だと思われますが、VRという技術を使うことでトライ&エラーを繰り返せるなら、現場に出る不安が軽減されそうですね。
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