貼るだけでキャッシュレス決済促進！カンムがVisa加盟店向けにバンドルカードのWEBサイトバナーを提供開始

キャッシュレス決済は順調に伸びており、利用者も増加傾向にある。

今回、誰でも最短1分で発行できるVisaプリペイドカード「バンドルカード」を提供する株式会社カンムは、Visaカードの加盟店向けに「バンドルカード」のWEBサイト用バナーを用意したことを発表した。

カンム「バンドルカード」WEBサイト用バナーを提供開始

カンムとは

カンムは「心理的Unbankedをソフトウェアで解決する」をミッションに掲げ、資金とデータが還流するプラットフォームの構築を目指すFin Tech企業。

2020年には株式会社セブン銀行との資本業務提携、国際ブランドVisaが提供する「Fintech ファストトラックプログラム」への参加などで事業拡大に努めている。

誰でもアプリから最短1分で発行出来るVisaブランドのプリペイドカード「バンドルカード」等の展開を行なっており、さらなる事業拡大を目指している。

現在はMUFGグループへ参画しているカンムはこの度、バンドルカードのWEBサイト用バナーを用意したことを告知した。

バンドルカードのWEBサイト用バナーを用意した背景

経済産業省の発表によると、“2022年のキャッシュレス決済比率は堅調に上昇し、36.0%(111兆円)。その内訳はクレジットカードが30.4%(93.8兆円)、デビットカードが1.0%(3.2兆円)、電子マネーが2.0%(6.1兆円)、コード決済が2.6%(7.9兆円)”だった。

キャッシュレス手段を用いる割合においても、一定数クレジットカード以外の手段を用いることが考えられるとカンムは説明。

こうした中で、クレジットカードのみの決済手段を提供しているオンラインショッピングサイト等では、決済時に一定数の購入前の離脱が起こる可能性があると話す。

カンムではVisa加盟店から「ショッピングカートの下部にバンドルカードのリンクを掲載し、カゴ落ち率が30%程度減った」という声が寄せられたとのこと。

そこでバンドルカードは「クレジットカードを持ってないが、ネットですぐに買い物をしたい方」や「手元にお金がないけど欲しい物がある方」のネット決済時のハードルを下げることに貢献出来ると捉え、このたび正式に「バンドルカード」のWEBサイト用バナーを用意したと発表した。

イベントプラットフォーム「TIGET」を運営する株式会社grabssでは、バンドルカードのリンクを決済画面に貼ることで、一度カゴに入った商品でも決済に至らないケース(カゴ落ち率)を約30%減らすことに成功しているそうだ。

grabss 常務執行役員CMO兼TIGET事業本部長を務める前田裕司氏によると、

「チケット発券等を行う当社では、これまでクレジットカード決済のみを提供してまいりました。しかしカゴ落ち率が高く、決済手段の幅を広げる必要性を感じておりました。バンドルカードの導入後は、カゴ落ち率を約30%低下させることができ、導入前と比較して売上は約40%増加しております。自社で決済手段の開発等をせずに、間接的にコンビニ払い・後払いなどの豊富な決済手段を増やせる点に魅力を感じています。」

と話している。

クレジットカードを保有していない方でも最短1分で発行することが出来る「バンドルカード」を通じ、Visaのクレジットカード決済を利用出来る。

購入のページにバナーとリンクを貼ることで、スムーズな購買導線を無料で活用することが可能。