太陽グラントソントンは、世界35カ国の中堅企業経営者を対象に実施した2025年第2四半期版の意識調査結果を発表しました。世界全体では景況感が高水準を維持しているものの、日本の景況感は低迷が続いており、特にITへの投資意欲の低さから「デジタル投資ギャップ」が顕在化していることが明らかになりました。
日本と世界のIT投資意欲に大きな差
調査結果によると、日本の中堅企業のテクノロジーへの投資意欲は47%に留まり、世界平均の68%を大きく下回っています。同様に、AIへの投資意欲も日本が47%であるのに対し、世界平均は67%と大きな差が見られました。
一方で、日本企業は人材への投資意欲が世界平均を上回っており、特に個人のスキルアップが重視される傾向があります。今回の調査は、日本企業がデジタル化への投資を加速させることが、今後の成長における重要な課題であることを示唆しています。
詳しくは太陽グラントソントンまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道