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地図に相談できる時代へ!“なんとなく”でもOKな検索が便利すぎる


「言葉で場所を探す」という、まるでSFのような未来の地図検索が現実のものになろうとしています。従来の検索では難しかった「なんとなくのイメージ」や「あいまいな言葉」で場所を見つけ出す技術が、ついに誕生。この画期的な技術が、私たちの生活やビジネスをどう変えていくのか、その全貌に迫ります。

従来の地図検索が抱えていた“致命的な課題”とは

ジオテクノロジーズと株式会社ブレインパッドは、地理空間データと生成AIを組み合わせた新しい検索技術の実証を開始しました。両社が目指すのは、人が日常的に使う自然な言葉による、次世代の空間検索体験です。

これまで、地図検索は「駅名」や「施設名」など、明確なキーワードが必須でした。しかし、ユーザーのニーズは多様化し、「綺麗な水源の近くにある空き地」といった、より直感的で曖昧な表現で場所を探したいという声が高まっていました。

この課題を解決するため、ジオテクノロジーズが持つ膨大な地理空間データと、ブレインパッドの生成AI技術がタッグを組みました。両社の強みを掛け合わせることで、空間とテキストを横断的に処理する新たな検索アプローチの構築を目指しています。

この共同研究では、曖昧な表現の検索精度や応答速度を検証し、2026年の製品化を目指して技術検証と市場実証を進めています。

この新技術が実用化されれば、私たちの生活は大きく変わります。例えば、以下のような応用が期待されます。

  • カーナビ: 「この辺りで桜が美しい道」といった地域属性に基づいたナビゲーションが可能に。
  • 防災: 「近くの避難場所でペットと過ごせる場所」といった、緊急時の情報検索がスムーズに。
  • 不動産: 「日当たりの良い、公園が近い広めの部屋」など、感性を捉えたキーワードでの物件マッチングが実現。

今回の共同研究は、POI(Point of Interest)未整備の地点でも柔軟な検索を可能にするため、地図サービスの利便性向上や地図制作の業務効率化にも貢献すると期待されています。

この技術が私たちの生活に浸透すれば、地図サービスは単なる道案内ツールではなく、ユーザーの感性やニーズに寄り添うパートナーへと進化していくでしょう。

詳しくはジオテクノロジーズまで。
レポート/DXマガジン編集部 

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