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「授業参観」「ご祝儀」「退職願」もオンラインに?生活のあらゆる場面で進む価値観の変化とは?


生活全般のデジタル化について調査した「生活DX定点」第2回調査によると、15〜69歳の多くが様々な場面でのオンライン化を受け入れていることが明らかになった。具体的には、授業参観や就職面接などで4割以上がオンラインを容認しており、特に10〜20代の若者でこの傾向が顕著である。デジタル化は新しいコミュニケーション形態を受け入れる動きを促進しつつ、情報感度の向上や新しい趣味の増加といったポジティブな変化をもたらす一方で、ストレスの増加に悩む人も少なくない。デジタル体験は、個人の価値観や他者との関係に大きな影響を与えている。

近年、デジタル化が私たちの生活に大きな影響を与えている。株式会社博報堂生活総合研究所が実施した「生活DX定点」第2回調査の結果は、15〜69歳の男女を対象に、生活全般のデジタル化の度合いを測定した貴重なデータを提供している。この調査から、私たちの生活習慣や意識がどのように変貌を遂げているのかを見ていこう。

調査結果からは、さまざまな生活のシチュエーションでオンライン化を受け入れる層が増えていることが明らかになった。「授業参観」「ご祝儀の受け渡し」「退職願」「就職面接」といった場面で、4割以上の人が「オンラインでもかまわない」と回答した。この傾向は特に10〜20代で顕著であり、彼らは従来の対面でのやり取りに対して明らかに抵抗感が少なくなっている。

例えば、授業参観や就職面接では、50%以上の若者がオンラインに対する肯定的な意見を持っている。こうした結果は、デジタルネイティブ世代の価値観の変化を反映している。デジタルツールが普及する中で、生活者は新しいコミュニケーションの形を受け入れつつある。デジタル化が生活に与える影響は、単に行動の変化に留まらず、内面的な変革も促している。「情報感度の向上」や「新しい趣味の増加」といったポジティブな変化が報告される一方で、「ストレスの増加」を感じている人も多く見られる。実際に、「ストレスが増えた」と答えた人は、「ストレスが減った」と答えた人を5.8pt上回っている。

このような複雑な状況は、デジタル化がもたらす恩恵と負荷が同時に存在することを示いる。自分自身を肯定的に捉えるか、あるいは他者との関係をどう感じるかは、デジタル体験の個人差によって分かれることが多い。生活のデジタル化は、オンラインプラットフォームの活用を通じて新たな価値観を形成している。

詳しくは「株式会社博報堂」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

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