「将来、どんな仕事に就けばいいんだろう?」そんな子どもたちの悩みに、AIが答えてくれる時代がやってきました!経済産業省の補助金採択を受け、株式会社Blueberryが全国の小中高等学校向けに、AI搭載のキャリア教育プログラムの無料トライアル提供を開始。GIGAスクール構想で普及した一人一台端末が、子どもたちの「天職」探しを強力にサポートします。
100職種の社会人講師とAIが導く「GIGAプログラム」
株式会社Blueberryは、経済産業省の「探究・校務改革支援補助金2025」に採択されたことを受け、2025年度キャリア教育プログラムの無料トライアル提供を開始しました。このプログラムは、小中高等学校が対象で、特にGIGAスクール構想で普及した一人一台端末での利用を想定しています。
目玉は、小中学校向けのオンラインキャリア教育プログラム「GIGAプログラム」です。このプログラムには、なんと100職種の社会人講師の話が収録された動画が用意されており、子どもたちは勉強や日々の生活が社会でどのように役立つかを学ぶことができます。さらに、簡単な質問に答えるだけでおすすめの職種が表示される「AIおすすめ機能」が搭載されており、子どもたちが自身の興味や特性に合ったキャリアを主体的に探求できる画期的な仕組みです。
インターネットに接続可能な環境であれば、学校以外でも子どもたちのタブレット端末等で視聴可能で、アプリケーションのインストールは不要という手軽さも魅力です。これまでに20以上の自治体、300以上の学校で導入実績があり、経済産業省主催キャリア教育アワードで最優秀賞・経済産業大臣賞を受賞するなど、その質の高さは折り紙付きです。
高校生向けには、部活動に取り組む生徒を対象としたキャリア教育プログラム「Go Dream High School」も提供されます。このプログラムは、課題解決能力を「課題設定能力」「解決策設定能力」「実行能力」の3つの要素に分解し、生徒自身の状況を通して高めることを目指します。
キッズデザイン賞を受賞したJリーグクラブ名古屋グランパスアカデミーでのキャリア教育プログラムをベースに開発されており、体育会系・文科系問わず、部活動に取り組む生徒の課題解決能力向上と、多忙な教職員の負担軽減を目的としています。
Blueberryのこの取り組みは、GIGAスクール構想による一人一台端末の普及というインフラを活用した「キャリア教育DX」が本格化していることを示唆しています。AIおすすめ機能やオンラインでの社会人講師との接点は、従来のキャリア教育では難しかった「多様な職種との出会い」を可能にし、生徒の主体的な学びを促進するでしょう。
教育現場のDXを加速させ、子どもたちが未来を自ら切り拓く力を育むための、新たな一歩として注目されます。
詳しくは「株式会社Blueberry」まで。
レポート/DXマガジン編集部海道