
<日本生命セ・パ交流戦:阪神8-2オリックス>◇7日◇甲子園
阪神藤川球児監督(44)が「脳振とう特例」の対象選手として出場選手登録を抹消された石井大智投手(27)について言及した。
前日6日のオリックス戦(甲子園)で9回、打球を右の側頭部に受け試合中に救急搬送された。球団はこの日、石井の状態ついて、病院を受診し、医師の指示のもと自宅で静養していると発表。今後も医師の指示に従って療養していく、とした。
指揮官は試合後「現状では、入院の必要がないというより、自宅で待機ということになりますけど、昨日もお話しした通り、脳振とうのその後の症状は何カ月も後、何年も後に出ることもありますから」と説明。続けて「一般の方にも言えることですけど、何日たったから大丈夫というものではないということを、ぜひみなさんにもメディアを通して伝えていただけると。石井だけではなくて、世の中の人のためにもなるんじゃないかと思います。まだまだ何かを言える状況ではないと思います」と話した。