散歩が大好きな犬が見せる行動
散歩が好きな犬が見せる仕草や行動をご紹介します。愛犬の気持ちを理解するためにもぜひチェックしておきましょう。
1.散歩の時間になるとソワソワする
犬の散歩の時間やタイミングを、大まかに決めている家庭は多いと思います。
朝の掃除が終わったら散歩に行く、夕方5時になったら散歩に行く、飼い主さんが帰宅して着替えたら散歩に行く…など、各家庭それぞれ異なると思いますが、犬はそれらをよく記憶しています。
もちろん、犬は時計を読んでいるわけではなく、体感(体内時計)や外の景色、飼い主さんの行動などを目安にして総合的に判断していると考えられています。
そして、散歩が好きな犬は「そろそろ散歩の時間だ!」と気がつくと、飼い主さんの様子をうかがってそわそわしたり、飼い主さんの目の前をウロウロしたりするようになります。
「まだかな~」「早く行きたいな~」と落ち着かない気持ちになり、次第に仕草や行動が大きくなっていくでしょう。
2.リードやバッグを持ってくる
散歩を楽しみにしていて、待ちきれない犬は、リードや首輪、飼い主さんが散歩に持っていくバッグや上着などをくわえて持ってくることがあります。
リードをくわえて玄関で待ち構えていたり、飼い主さんに押し付けたりして「早く行こうよ!」とアピールしているのでしょう。
3.「散歩」という言葉に喜ぶ
犬は自分に得のある言葉は、すぐに理解すると言われています。むずかしいしつけはなかなか覚えてくれないのに、あえて教えてもいない「おやつ」「ご飯」などの言葉はよく覚えているという犬は少なくありません。
そのため、散歩が好きな犬は「散歩」という言葉に敏感で、聞くとすぐに近寄ってきたりうれしそうに尻尾を振ったりします。
犬に向かって「散歩に行こう」と言うときだけでなく、家族内で「散歩に行ったときに…」など会話をしているだけでも「え!散歩!?」と反応する犬もいるようです。
散歩の満足度を上げるためにできる工夫
毎日の散歩を楽しみにしている愛犬の様子は、とても可愛いものですよね。
そんな愛犬の散歩をより一層満足度の高いものにするためには、飼い主さんができる工夫やポイントをぜひ知っておきましょう。
コースや行き場所を時々変える
散歩コースはほとんど決まっているという家庭もあると思いますが、できれば時々歩くコースや遊ぶ公園などを変えてあげることをおすすめします。
同じ道を同じように歩いていると、刺激が少なく、犬も次第に飽きてきてしまいます。
そのため、いつもとは違う角を曲がって別の道を歩いたり、逆方向から歩いたり、立ち寄る公園を変えたりと、ちょっとした変化をつけることで散歩への満足度が上がるでしょう。
声かけや遊びの時間を増やす
散歩中、黙々と歩いている人も多いと思いますが、できれば時々「楽しいね」「あたたかいね」など愛犬に声をかけてあげましょう。外での声かけは恥ずかしいというのであれば、名前を呼んでアイコンタクトを取るだけでもOKです。
犬は飼い主さんも一緒に散歩を楽しんでいると感じると、よりうれしく感じるのです。
また、公園でボールを遊びをしたり歩いているときにわざとスピードを変えたりと、犬とのコミュニケーションになるようなことをすると、犬は喜んでくれるはずです。
犬の自由時間をつくる
散歩中、しつけのために飼い主さんの横をきちんと歩かせているということもあると思います。
愛犬の安全を守るため、また周囲に迷惑をかけないために、あまり自由を与えないようにしている飼い主さんも少なくないと思います。
しかし、犬にとって地面のにおいを嗅いで情報を集めたり、虫を追いかけたり、ほかの犬とあいさつをしたりすることは、大きな楽しみのひとつです。
そのため、安全な公園や河川敷などについたら、犬の自由時間をつくって好きなことをさせてあげるのもいいでしょう。
まとめ
犬にとって散歩は、日々の楽しみであり、心身の健康を保つためにとても重要なものでもあります。
散歩をより充実したものになるように、ルーティーン化しすぎないように工夫を凝らして楽しませてあげてくださいね。
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