ペットロスから立ち直るためのヒント
愛犬のいない生活を今は想像することもできないでしょう。しかし、一緒にいられる時間はあと何年あるだろうか…と考えることはあるのではないでしょうか。
ペットロスから立ち直るためのヒントは、愛犬と暮らす今から知っておくことが大切だと思います。愛犬を失ってからヒントを得るために力を出そうとは、とても思えないからです。
私はこれまで2匹の愛犬を看取りました。悲しく寂しいものです。ごはんも美味しく感じられませんし、愛犬を思うとすぐに涙が出ます。食事もできず、睡眠不足も続き、あっという間に体重も減りました。
そんな私もペットロスから立ち直り、今も愛犬たちと暮らしています。そんな私の経験が、ペットロスで苦しむあなたが立ち直るためのヒントになればと思い、お伝えします。
1.病気ではない
ペットロスは、病気ではありません。よく「心の病気だ」と言われますが、そうではありません。心も体も痛みますが、それは正常な痛みです。
「私は心の病気を患っているのではないか」「うつ病なのではないのか」「病院へ行った方がいいのではないか」と、このように考える必要はありません。
初めて愛犬を失ったときほど、ペットロスは大きいです。ただただ悲しみに暮れるばかりです。初めての痛み、初めての経験だからです。
初めて犬の飼い主になったときの喜びと幸せを思い出してみてください。それと同じくらい悲しくて当然なのです。病気なんかではありません。
2.犬に後悔はない
(もっとこうしていれば…)(何であの時してあげられなかったんだろう…)(どうして叱ってしまったんだろう…)。ペットロス中、愛犬への後悔がたくさん思い出されると思います。
これは、どうやら人間ばかりのようで、犬に後悔はないそうです。犬は飼い主との楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せだったことばかり思い出されるそうです。
亡くなるとき、一番に思い出されるのは飼い主の笑顔なのだそうです。
今日はひとつ、明日はふたつ、愛犬との楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せだったことを思い出してみてください。
3.我慢しなくてもいい
泣きたいときは泣きましょう。誰とも話したくないときは外出しなくてもいいです。メッセージも返信しなくて大丈夫です。
悲しい気持ちや寂しい気持ちを押し殺したりしないでください。今の自分の気持ちに正直になってください。
食べることでストレスが発散されるのであれば、我慢せず食べてください。ペットロス中まで食欲を我慢する必要はありません。大人の方はお酒もOK!数日くらい暴飲暴食したって不健康にはなりません。
4.耳をかさなくてもいい
あなたの周りには、あなたの気持ちを理解できない人がいます。そんな人の言葉に耳をかさないでください。あなたを苦しめる相手です。
ペットロスを経験しているからといって、理解者になってくれるとは限りません。「あなたが泣いていると犬が悲しむよ」なんて言葉は聞き流しましょう。
今のあなたの気持ちを理解してくれる人にだけ耳をかすといいです。
5.助けを求めてもいい
生活に支障が出るほど心も体もボロボロになってしまったときは、あなたが信頼できる人に助けを求めましょう。
ごはんを食べることができない、眠ることができない、そんなときはサポートを受けましょう。
身近な親しい人にはペットロスであることを知られたくない。そんなときは、内科や心療内科を頼っても大丈夫です。
病院へ行く理由は、病気だからではなく、病気を予防するためでもあります。
まとめ
ペットロスから立ち直るためのヒントを5つ解説しました。
- 病気ではない
- 犬に後悔はない
- 我慢しなくてもいい
- 耳をかさなくてもいい
- 助けを求めてもいい
ペットロスは病気ではないため、改善方法や克服方法はない、と言っても過言ではありません。
「こんな気持ちではダメだ」と思う必要はありません。立ち直るために大切なのは、あなた自身が自分の心に素直になり、優しく寄り添うことです。
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