ケガをした野良猫との出会いから『約1000日が経過』したら…まさかの光景に感動する人続出「ありがとうございました」「頑張ったね」

YouTubeに投稿された動画が話題となり、再生回数が4万2000回を突破しました。この動画は、山奥で地域猫の世話をしている投稿者が、背中に大きなケガを負った猫グルドくんを保護し、治療する様子を映し出しています。投稿者が初めてグルドくんと出会ったのは約1000日前で、その頃から面倒を見てきました。そしてついに、野良猫としての過酷な生活から彼を救うことができたのです。保護された後、グルドくんは「隼颯（はやて）」と新しい名前をもらい、安全で安心な環境での新しい生活を始めました。動画には、多くの賞賛コメントが寄せられ、投稿者の愛護活動に対する応援が集まっています。

出会って約1000日たち保護することができた猫の動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生回数は4万2000回を超え「もう、外の辛い生活はしなくて良いんだよ！ゆっくりしてね」「過酷なお外生活を頑張ったね！偉かったね」「これから幸せな猫生を過ごしてほしいです」といったコメントが集まっています。

背中をケガした猫を保護

山奥にいる地域猫たちのお世話をしに行った投稿者さんたち。猫のグルドくんの背中に黒いかたまりがあることに気づきました。触って確認すると大きな傷があったそうです。他の猫もしくは野生動物とけんかをしたような傷でした。グルドくんは元気そうに見えますが、傷が深く大きいため保護して治療することになったそうです。

背中が黒くなっているグルドくん

保護して治療をすることに

出会って約1000日

投稿者さんがグルドくんと初めて出会ったとき、グルドくんは子猫で、投稿者さんはまだ愛護活動を始める前だったそうです。その後、愛護団体を設立した投稿者さんですが、そこにいたすべての猫を保護することはできなかったため、避妊去勢手術後の猫たちをこの場所で毎日お世話をするようになったそうです。

子猫時代のグルドくん

捕獲して去勢手術をして元の場所に返す活動をした

過酷な環境の中、新たに捨て猫が現れると縄張り争いが起こることもあったそうです。生傷が絶えず、マダニに寄生されることもありました。そんな環境で過ごしてきたグルドくんが外での生活を卒業したのは、投稿者さんと出会って約1000日たった頃だったそうです。過酷な環境で毎日気を抜けない状態で生活していると思うと胸が苦しくなります。

外は猫同士のけんかが多い

幸せそうに見えても外は過酷

投稿者さんと出会い約1000日後に保護することができた

保護猫として出発

グルドくんは「隼颯（はやて）」くんと名前を新たにつけてもらい保護猫として出発しました。外にいるときは触られるのを嫌がっていたのに、保護してからは触られても嫌がらなかったそうです。投稿者さんは「安全安心な環境を用意すれば、野良猫ちゃんも分かってくれてまったく違う表情を見せてくれます」とコメントしています。投稿者さんと出会い約1000日後、過酷な環境から保護された隼颯くんでした。

治療を受けた隼颯くん

落ち着いた様子

安全安心な環境で変化を見せてくれた隼颯くん

動画には「こうしていつか必ず保護する！という気持ちが実現できるって素晴らしいです」「治療受けてる時、痛いだろうに、嫌がりも暴れることも無いとは、”治療”してくれてる事理解できてるんでしょうね」「保護してもらって良かったね！もう喧嘩しなくていいし、暑さ寒さ、お天気も気にしなくていいね」といったコメントが寄せられています。

YouTubeアカウント「人生はねこだらけ【動物愛護団体キーテイル】」では「野良猫がゼロとなり、すべての猫が人と共に暮らす社会を実現する」ことを目標にした保護猫活動の様子が投稿されています。