猫の保護施設に捨てられた犬
助けてあげたい。でも...
「まずこの子をどこに収容すればいいか迷ったわ。飼い主さんは誰かに助けてもらえるのを願ってここにこの子を連れてきたのでしょう。よほどの事情があったのね」とモリスさん。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/abandoned-dog-cat-shelter
どんな事情があって家族がこの子を手放したのかは誰にもわかりませんが、食べ物や身の回りの品を一緒に置いて去った飼い主さんにはほんの少しこの子への情を感じます。
しかし置き去りにした場所が猫の保護施設というのは少々ずれている気がします。
モリスさんが頭を悩ませるのも無理ありませんね。
猫だらけの施設に犬を入れることはできない
モリスさんは後にレンジャーと名付けられるその犬を施設へ入れることはできませんでした。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/abandoned-dog-cat-shelter
「うちの施設では100匹以上の猫が自由に暮らしていて、そこに犬を入れるのは無理だったの」とモリスさん。
確かに猫ばかりがいる施設に素性のわからない犬を入れてしまうと大混乱を起こす可能性は否めません。
しかしレンジャーをこのまま放っておけないのも確か。
そこでモリスさんの頭にに浮かんだのは、最近よくあるあの方法だったようです。
SNSの力を借りて
モリスさんはレンジャーの写真を撮影しSNSへ投稿しました。するとあっという間に拡散され、モービル市のシェルターに移送されることになりました。更にレンジャーの預かりの申し出もいくつかあり、個人で活動するジニーさんの元へ行くことになったのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/abandoned-dog-cat-shelter
ジニーさんがレンジャーをシェルターから引き出すと、すぐに動物病院に連れて行ってくれ健康チェックをしてもらったのだそう。
病院では去勢手術やワクチン接種、そして駆虫も済ませ、ジニーさんの住むフロリダ州へと向かったのだとか。
こちらは去勢手術後のレンジャーとジニーさんのツーショット。エリザベスカラーがちょっぴり痛々しいですが、それでも彼の顔には笑顔が見えますね。
しかしジニーさんには少々心配事があったようです。
新しい生活で新たな問題が…