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公共政策調査機構「秩序あるインバウンド観光推進委員会」始動_第1弾は中国語圏インフルエンサーが秩父の魅力を発信、XM佐藤文浩代表「体験価値を高め地域と調和するかが鍵」


特定非営利活動法人公共政策調査機構は、持続可能なインバウンド観光推進を目的に「秩序あるインバウンド観光推進委員会」を発足しました。プロジェクトの第一弾として、2023年4月に「秩父プロジェクト」が実施されました。中国語圏のインフルエンサーが参加し、秩父エリアの観光資源をSNSを通じて世界に発信しました。プロジェクトでは、持続可能な観光モデルの構築を目指し、地域内の観光施設や店舗と協力しました。この取り組みは、地域の文化や食、歴史に基づいた体験を提供し、訪日外国人の地域理解を深めることを目指しています。また、オーバーツーリズム問題の緩和や地域との円滑な交流を促進する役割も担っています。

各地に潜在する観光資源を活かし、持続可能で“秩序ある”インバウンド観光を推進し、訪日外国人の地域理解を深め、円滑な人的交流を実現させていく―――。

そんな狙いでことし「秩序あるインバウンド観光推進委員会」を始動したのが、特定非営利活動法人公共政策調査機構(東京都港区 池田健三郎 理事長)。

公共政策調査機構「秩序あるインバウンド観光推進委員会」は、近年急速に拡大する訪日インバウンド観光に対し、単なる受け入れ数の増加にとどまらず、その質的向上の重要性に着目。

観光資源を有する各地域において、持続可能で“秩序ある”インバウンド観光の推進を目指し、情報発信を通じた啓発活動を行うことで、訪日外国人の地域理解を深め、円滑な人的交流の実現に貢献していく。

また、オーバーツーリズム問題や、情報不足・文化・慣習の違いなどに起因するトラブルの未然防止にも寄与していく。

4月1~3日「秩父プロジェクト」展開

その第1弾の取り組みとして、4月1~3日、「秩父プロジェクト」と題し、埼玉県秩父エリアを舞台に活動を展開。

日本在住の著名な中国語圏インフルエンサー 雷国悦さん・付玉蒙さんの2名が、秩父エリアを訪れ取材し、秩父の魅力を SNSなどを通じて海外向けに発信した。

秩父エリアは、東京をはじめとする首都圏からのアクセスに恵まれながらも、インバウンド観光の受け入れ体制がこれから本格化する地域。

豊かな自然や歴史文化、地元ならではの体験コンテンツなど、多彩な観光資源を有し、今後の観光モデルの構築において大きな可能性を秘めている。

「秩父プロジェクト」では、インバウンド観光分野に豊富な知見を有する、XM株式会社 佐藤文浩 代表取締役社長をアドバイザーに迎え、秩父市産業観光部・秩父地域おもてなし観光公社の協力を得て、地域内の各施設・店舗と連携しながら実施した。

※秩父エリアの風景画像はすべてイメージ

初日は秩父鉄道で長瀞エリアへ

初日は、西武秩父駅に到着後、秩父市公式イメージキャラクター「ポテくまくん」の歓迎を受け、和やかな雰囲気で取材活動をスタート。

そこから秩父鉄道で長瀞エリアを訪れ、宝登山ロープウェイに乗車。

夕方は老舗旅館・長生館内のレストラン「岩ざくら」にて、長瀞渓谷を一望できる開放感のある空間で、名物のぼたん鍋を楽しんだ。

ちちぶ銘仙館、秩父フルーツファーム、秩父ホルモン

2日めの午前中は「ちちぶ銘仙館」を訪問。秩父織物や銘仙に関する貴重な資料を見学し、館内の体験工房では型染め体験に挑戦。

その後、秩父市内のレトロな街並みを散策し、スイーツ店や喫茶店を取材。

午後からは「秩父フルーツファーム」でいちご狩りを体験し、さまざまなコンテストで最高金賞を獲得するなど注目の埼玉県オリジナル品種「べにたま」の魅力を体感。

夕方には人気店で「秩父ホルモン」を味わい、秩父地域の食文化の魅力を体感した。

秩父ファームステイへ、秩父地元の食材や自園産のフルーツを体感

最終日は、体験型観光農園「秩父ファームステイ」を訪問。

オリジナルハーブオイル作りやアーモンドの殻割りを体験し、秩父の自然の恵みを実感。

また、秩父地元の食材や自園産のフルーツを使用したさまざまな料理も楽しみ、こう思いを伝えた。

「今回の取材を通じて、秩父の豊かな自然、歴史ある街並み、人々の温かさ、そして地域に根ざした食文化の素晴らしさを知ることができました」

「今後のSNSでの情報発信によって、秩父の多彩な魅力を国境を越えて多くの方々に届け、適切な楽しみ方を伝えることで、地域の皆さんに歓迎していただける旅行者を増やしたいです」

秩父市役所を訪問し、市長と意見交換

4月7日には、公共政策調査機構「秩序あるインバウンド観光推進委員会」が秩父市役所を訪問し、北堀篤市長を表敬訪問。

当日は、池田健三郎 理事長、大渕愛子 理事に加え、インバウンド観光分野において豊富な知見を有する委員会アドバイザー企業 XM株式会社(佐藤文浩 代表取締役社長)の張娜 取締役、同社 広告メディア部 張倩倩 部長、同社 泉山優佳 総務部長 も同行し、秩父市の協力に心からの謝意を表するとともに、「秩序あるインバウンド観光」の推進によって持続可能な地域観光の実現を目指す取り組みや、著名インフルエンサーとの連携を通じた魅力の発信について、北堀市長と活発な意見交換を行った。

「インバウンド観光は地域経済活性化に寄与するいっぽうで、秩序と持続可能性を両立させる仕組みづくりが求められています。

当機構では「“秩序ある”インバウンド観光」という新たな概念を掲げ、地域と共に歩む新たなインバウンド観光モデルの確立を目指しています。

今回はその活動の第一弾として、北堀市長をはじめとする秩父地域の皆さまに全面協力を頂き順調なスタート切ることができました。本日の意見交換や秩父で得られた成果を今後の取り組みに活かしてまいります」(公共政策調査機構 池田健三郎 理事長)

「インバウンド観光の現場では、いかに“体験価値”を高め、同時に地域と調和するかが鍵となっています。

今回、秩父という素晴らしい地域と連携し、インフルエンサーやSNSを通じて世界に魅力を発信できる機会をいただいたことを大変光栄に思います。

観光の力を、地域の未来につなげていくサポートができればと考えております」(XM 佐藤文浩 代表取締役社長)

雷国悦さん linktr.ee/laichan

中国桂林市出身のインフルエンサーで、現在は日本で活動。中国版インスタグラム「小紅書/RED」やWeiboなどで多くのフォロワーを持ち、日本と中国で幅広く活動中。大手IT企業での勤務経験を経て、人気インフルエンサーとして活躍し、日本の文化や生活情報を中国語で発信。トリリンガル(中国語、日本語、英語)で、とくに日本の最新トレンドやヒット商品を中国人観光客に紹介することで高い評価を得ている。

付玉蒙さん weibo.com/u/1660473323

元中国江西テレビ局のアナウンサーで、日本旅行情報を中心に発信している有名なインフルエンサー。日本の観光地や文化、食事などを中国語で紹介し、多くの中国人観光客に人気がある。とくに日本の旅行情報やお店巡りを得意とし、親しみやすくリアルな日本の魅力を伝えることで、多くの視聴者に支持されている。

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