Thanksgiving(感謝祭)という日を知っていますか?これは、アメリカのとても大事なホリデーなんです。クリスマスが「日本のお正月のような感じ」として知られていますが、感謝祭も同じくらいにとても大事にされています。今回はそんな感謝祭について知っておきたいカルチャーと英語表現をご紹介します!
感謝祭(Thanksgiving)にまつわるカルチャーと英語表現
そもそも、感謝祭とはどんなものなのでしょうか?ウィキペディアによると、
感謝祭(かんしゃさい、英語: Thanksgiving Day)は、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。Thanksgivingと略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ。
※Wikipediaより
とされています。Thanks(恵み)がGiving(与えられる)日をお祝いする、ということですね。では、感謝祭にちなんだ英語表現を見ていきましょう!
感謝祭にまつわる『食べ物』の英語表現
有名なところでいうと、
- turkey(七面鳥)
- gravy sauce(グレイビーソース)
- 休日(holiday)
といったキーワードでしょう。それ以外はあまり日本では知られていないように思いますが、実は感謝祭に関連する言葉は、いろいろあるんです!
stuffing:スタッフィン
あのターキー、実は中にいろいろ入ってるのです。ただの丸焼きではないんですよ。stuffingのレシピは家庭によって違うのですが、こんなのです。肉とレーズンを一緒に食べるのに抵抗がない人は楽しめるでしょう。私は肉に集中していました。
ちなみにアメリカ人は肉の脂質部分を嫌う傾向にあるので、日本人が好んで食べる皮やもも肉の部分よりも、胸肉を喜んで食べます。スーパーでも、もも肉より胸肉の値段が高く、皮はほとんど取られているskinlessのものが売られています。もし取り分けてあげるなら、胸肉を率先してよそってあげましょう。
cranberry sauce:クランベリーソース
クランベリーはもちろんあのフルーツです。おいしいですよね。でもアメリカ人はこれをターキーにかけてしまいます。日本ではちょっとない組み合わせなので。。私はパンにつけて食べるのが好きでしたが、何回も「そこじゃないよ、ターキーにかけるんだよ^^」と優しくレクチャーされました…肉は死守しました。
tofu turkey:豆腐ターキー
ベジタリアンの方々は「感謝祭だからいいよね」なんて言ってターキーを食べたりしません。自前で豆腐ターキーを持ってきた子がいたので驚きました。 参照
感謝祭にまつわる『イベント』の英語表現
さて、ここからはイベントの紹介です。実は感謝祭にまつわるイベントは、お買い物に関係するものが多いのです!
Black Friday:ブラックフライデー
ターキーで腹ごしらえをして、ファミリーとの時間を楽しむだけの人もいますが、翌日大忙しの人も多いです。Black Fridayは、日本でいう初売りのような大きなセールです。深夜から並んで、お目当のアイテムをゲットしに行きます。毎年死者が出るほどの、激しいセールです。開店時には、こんな光景になるので、私は1回しか行きませんでした。オンラインでもセールが開催されるので、目が離せません!
Cyber Monday:サイバーマンデー
もともとは、Amazonのようなデジタル機器にフォーカスしたオンラインショップが盛大にセールをするものだったのですが、今ではそういったサイトも普通にBlack Fridayからセールをしています。週が明けても、特にデジタル機器販売のサイトでは、目玉商品を変えて大々的なセールが続きます。
実際のところ、土日もThanksgiving Weekend Saleなどでセールが開催されます。ショッピングモールもかなり混み合います。Thangsgivingのあとから、街は一気にクリスマスムードになるので、準備がいい人たちは、そのセールを利用してクリスマスプレゼントの準備を開始します。
いかがだったでしょうか?感謝祭は、ターキーを食べてゆっくりしてるだけのホリデーではないのです。私は木曜から月曜まで、起きてる間はずーーーーっとお気に入りのオンラインショップをチェックし続けて、どこにも行かなかったくせに、海外旅行に行ったような請求が届いた年がありました。感謝祭の過ごし方は色々ですね(笑)