暑い夏が過ぎてようやく秋を感じられる季節になりましたね。秋といえば、食欲の秋、運動の秋…など色々とありますが、今回は読書の秋と題して洋書の選び方・読み方についてお話ししたいと思います。
洋書を読むのは決して難しくない!
ところで皆さんは洋書についてどんな印象を持っていますか。表紙を開いたとたん、英語がずらりと並んでいて怖気づいてしまう人もいるかもしれません。(洋書なので英語がずらりと並んでいるのは普通なんですけどね笑)ただ、洋書は楽しみながらリーディング力を上げたり、英単語の習得にももってこいの教材なので、この機会にトライしてみましょう!
さて、今回は洋書を読み始める前に、“選び方”から伝授したいと思います。もちろん、英語力に自信がある方は、読みたい本から読んでいくのがベストだと思います。ただし、あまり英語力に自信がない方や、洋書が敷居の高いものだと思っている方は下記の方法をぜひ参考にしてみてください。
おすすめの洋書の始め方3つの方法
1. 映画のノベライズ本から入ってみる
一度見た映画のノベライズ本でしたら、ストーリーを把握しているのでスムーズに洋書に入っていくことができると思います。わからない英単語があってもストーリー展開を踏まえて読み進めることができますよね。
おすすめは、Bridget Jones’s Diary(ブリジッド・ジョーンズの日記)です。洋書では、日記形式で描かれていることもあって、洋書特有の英文がびっちりつまっている感覚をあまり感じることなく読むことができると思います。女性でしたら主人公のブリジッドに自分自身を重ね合わせながら、一気に読むことができるかもしれません。
2. 日本語版(日本語に訳されているもの)を読んでから、洋書を読んでみる
やや難易度の高い自伝やビジネス書や自分の英語力に自信がない方は、洋書を読む前に日本語版を一読してみましょう。英語力に自信がある方は、洋書を読んだ後に確認の意味で日本語版を読んでみるのも勉強になるかもしれません。
おすすめはsteve jobs(スティーブジョブス)
言わずと知れたアップルの創業者スティーブジョブスの本ですが、洋書も日本語版も出ています。単語の難易度は正直高めですが、内容としても非常に面白く、英単語もビジネス英語(特にIT)に役立つものが多く記載されていると思います。ページ数も多く読み終えるには少々時間がかかりますが、読み終えたときには英語力習得に留まらず非常に感慨深い思いに浸ることができるかもしれません。
3. 子供向けの洋書を読んでみる
子供向けの洋書は、ストーリーがシンプルなものや簡単な英単語が多いことから、洋書初心者にも読みやすいです。絵が多い本もあるので、活字ばかりで読むのかツライという方にもとてもおすすめです。
おすすめは10 Trick-or-Treaters
これからハロウィンのシーズンということもあり、その前に読んでおくのもおすすめです。可愛い絵も多いので、読み終わった後にプレゼントとして送ってもいいかもしれません。
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楽しく洋書を読むためのコツ
また、洋書の読み方についてもアドバイスがあります。それは、“洋書を読むときは、辞書をなるべく引かずに一読してみる”ということです。一度洋書を読み始めれば、わからない単語は必ずと言っても出てくると思います。しかし、文脈やストーリー展開を踏まえて推測しながら読むことによって、その単語の意味・使われ方やリーディング力も培っていくことできると思います。まずは、辞書に頼らず自力でトライしてみてはいかがでしょうか。
何より大切なのは洋書を楽しむこと、その世界観に入り込んでいくことだと思います。読書の秋に、ぜひチャレンジしてみてください!