2016年の大ヒット日本映画と言えば、「シン・ゴジラ」もしくは「君の名は」が頭に浮かぶ人が多いはず。しかしいま、「この世界の片隅に」という映画こそが今年一番の名作だと宣言する人が増え始めているんです。
「この世界の片隅に」は、戦時中の広島県の呉が舞台なのですが、戦争と聞くとなんだか重たい感じがしますよね。しかしそうでもないらしいのです。戦争の話だと思って敬遠している人に向けて、ウラケンさんが紹介してくれる映画の本当の魅力を、ネタバレなしでご紹介します。
ネタバレにならない「この世界の片隅に」→https://t.co/6aPIUcuou5 何かスゴい評判らしいけど、戦争アニメ映画なんでしょ〜どうせ重くて暗いんでしょ〜気にはなるけどわざわざ映画館まで行ってそういうのはチョット〜って敬遠してる人に読んで欲しいです。#この世界の片隅にpic.twitter.com/YjX9oDfIDE
— ウラケン【ulaken. com】 (@ulaken) 2016年11月29日
思ってた戦争映画と全然違う!Σ(・ω・ノ)ノ
そう思った人も多いのではないでしょうか?筆者も戦争映画はどうも苦手ですが、かなり興味が湧いてきました。
また、これはアニメ映画ですが、お年寄りからの評価もかなり高いんだそう。その中には、こんな感想が。
#この世界の片隅に
お客さまから頂いた感想です。この方は、どんな気持ちでこのメッセージを書いてくださったんだろう…。涙が出そうでした。この映画を作った方々に、このお客さまのメッセージを届けたいです。 pic.twitter.com/PWJAyfzI6q— イオンシネマ近江八幡 (@ac_oumi) 2016年11月21日
いろんなことを考えさせられるメッセージですね。戦争を経験したお年寄りにとっては、経験していない若者とはまた違う見方があるのかもしれません。
映画を観た、みなさんの感想をご紹介します。
今年の映画を料理に例えたら。シンゴジラ「香辛料の種類がすごい!初めて食べた味!」君の名は「定番料理フルコース器も盛り付けも美しい!」聲の形「苦かったり痛いほど辛かったりするけど美味しい!」この世界の片隅に「なんでこの味付けを知ってるんですか?昔祖母が一度だけ作ってくれたんです!」
—榊正宗(ずん子blender本発売中!) (@megamarsun) November 30, 2016
『この世界の片隅に』 何がすごいって、隣に座ってた見知らぬおばあちゃんが割と序盤から嗚咽漏らしてたんだけど、後半になってこらえきれずに、えずき始めるからこっちがハラハラ。最後には一人でスタンディングオベーションされて帰って行かれた。よかったね、おばあちゃん。
—AYRTON (@ayrton_0802) December 1, 2016
私も『この世界の片隅に』に強く心を揺さぶられた人々の一人になりました。
—いとうせいこう (@seikoito) November 16, 2016
映画この世界の片隅に、原作が好きで好きで死ぬほど読み返してるのに、一つも不満の残らない、とんでもない傑作だった…!!!映画化する上でカットせざるを得なかった部分も工夫と執念で補われていて感服!!!めちゃくちゃ泣いた………。
—岸田メル (@mellco) November 17, 2016
この世界の片隅に、ようやく観た。嗚咽堪えてたら鼻血が出てきた。最後、拍手が起きた。俺は、それどころでなかったが、気持ちは同じでしたよ。
—松尾スズキ (@matsuosuzuki) December 1, 2016
「アニメの最高傑作なんで、ぜひ観てください!」と言われ、早起きして午前中に『この世界の片隅に』という映画を観た。ったく今年はいったい何本アニメの最高傑作があるんだよ…と思いながら観たんだけど、それどころじゃなかった。これは日本の最高傑作の1本かも。戦争映画としても最高峰かも。(続
—片岡K (@kataoka_k) November 29, 2016
続)エンドロールは立ち上がれなかったよ。涙止まんないしさ。観て良かった。本当に良かった。もうどこが素晴らしいかなんて語らない。今すぐ映画館で観てくれ。特にボクみたいに普段アニメを観ない人、『君の名は。』の評価と感想にギャップがあった人にこそ観て欲しいな。『この世界の片隅に』!
—片岡K (@kataoka_k) November 29, 2016
「この世界の片隅に」は、いろんな人に感動を与えているようですね。前半のほのぼの、そして後半の展開が気になります。お休みの日に、観に行ってみようかな〜。