7日に行われた北京五輪・スキージャンプ混合団体で、先陣を切った高梨沙羅選手がスーツの規定違反となり失格となりました。まさかのルール違反で記録なしとなってしまった高梨選手でしたが、実は高梨選手だけでなく各国の女子選手、計5名がスーツの規定違反で失格となったのです。失格者が相次いだことで、スーツ検査の方法が理不尽だと批判が殺到する事態となりました。
高梨沙羅、スーツ規定違反で失格
失格の高梨沙羅 スーツの太ももまわりが規定より2cm大きかった 鷲澤コーチ「高梨沙羅選手は悪くない」#日テレNEWS #北京五輪 #高梨沙羅 #ジャンプhttps://t.co/YbpeXVSiwT
— 日テレNEWS (@news24ntv) February 7, 2022
1回目のジャンプで高梨選手は、103mの大ジャンプ。笑顔を見せるなど、手応えをつかんでいましたが、その後スーツ規定違反があり、失格となりました。
全日本スキー連盟の日本の鷲澤徹コーチによると失格の理由は、「スーツの太ももまわりが規定より2cm大きかったため」ということです。
引用:日テレNEWS
スーツ規定違反となったのは高梨選手だけでなく、ドイツ、オーストリア、ノルウェーの2選手と合計5人の女子選手が失格となる異常事態となりました。
ルールはルール?スーツ規定に批判の声
ルール違反で失格となってしまった高梨選手、そして他の4人の選手の気持ちを思うと、心苦しくなってきてしまうという方も多いのではないでしょうか。
これはもう…なんとかならないものか。ルールはルール。それは分かりますが、ならばせめて飛ぶ前に決着させて欲しい。脱水や寒さによって体の部位の太さが若干変化するのは生きている限り当たり前で。それにしても、高梨選手の気持ちを想像しただけで胸が張り裂けそうになる。 https://t.co/tHU5UQmbvM
— 野口健 (@kennoguchi0821) February 7, 2022
今回のスーツ検査に対して、「陰謀論考えてしまうくらいの失格者数。」「ルールの内容はともかく競技後に測定というのは何とも解せない。」「なぜ女の子だけなのか?」「チェック体制そのものが失格。」と、批判の声が寄せられていました。
また、北京オリンピックでのスーツ測定は、以前とは違う検査の手順だったのではないか、スーツを測定する際、通常の手順に従っていなかったのではないかという問題点が各国の監督から指摘されていると報じられています。
日本のみならず、各国から批判の声が寄せられている今回のスーツ検査、ルールはルールとして片づけてしまうには、いかがなものかと感じる方も多いのではないでしょうか。
高梨沙羅プロフィール
名前(読み):高梨沙羅(たかなしさら)
生年月日:1996年10月8日
出身地:北海道上川郡上川町
高梨沙羅は、スキージャンプ選手。ソチオリンピックを経験し、FISワールドカップにおいては男女歴代最多タイとなる通算53勝を達成している。
自身で研究したというメイクが「かわいい」と話題。
source:タレント辞書