貴方は老人ですか?それとも若者ですか?と聞かれると、20代なら若者、40代なら中年。じゃあ30代は?なんて言う疑問になるわけで、明確なその区別はございません。ちなみに政治家の世界では40代は十分若者でありますが、その他ではその限りではなく、なかなか難しいところです。ということでこちらの絵を見ていただくとその判断ができるそうですが。
この絵がどう見える?
ということで先程の絵を御覧ください。ってこの絵は超有名な、若い女性に見えたりおばあさんに見えたりするトリックアートじゃないですか!と思う方は非常にお勉強熱心な方。そうです、これはよくある「妻と義母」というアートで、一枚の絵で、若い女性と年老いた女性の二通りに捉えることができる、だまし絵です。
それがどうしたということになるわけですが、両方ではなく「どちらに見えたか」という点が問題です。初見で見た絵が「若い女性」なのか「高齢者」なのか。
若い人は20代なかばに見える、高齢者は60歳以上に見える
さてこのだまし絵、実はとんでもない結果が判明しております。この画像の研究者は18歳以上の666名の対象者に、オンラインテスト(Mechanical Turk)を試みました。すると、若い視聴者は20代半ばの女性を見る傾向に、そして年齢の高い方は60歳以上の高齢者を見る傾向があることが判明!
つまり、若い女性に見えれば貴方は若い。そして60歳以上に見えれば高齢者と言うことになります。
この現象は、このだまし絵を、普段接している環境のモノに当てはめる「パレイドリア」と呼ばれる錯覚現象が関係してくると言われており、若者は若者と接する機会が多いので、若者の顔に、そして高齢者は高齢者と接する機会が多いので高齢者の顔に見えるのだということです。
さしづめ、介護施設で働いている若者にとっては「高齢者」に見えるのかもしれませんね。
こちらのベランダに降りた恐ろしい死神
この写真が死神に見えた貴方は、もしかしたら死神を見たことが有るのかもしれませんね。
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-6194493/How-interpret-100-year-old-optical-illusion-reveal-old-are.html
画像掲載元:Wikipedia