からくりオルガンは、北海道の西興部村(にしおこっぺむら)の道の駅にあります。道の駅に入ると広いホールがあります。太陽の光が建物の中にまで入ってきていてとても明るいです。からくりオルガンはそのホールの真ん中にドーンと置かれています。オルガンと一緒に58体の人形が、自分が演奏する楽器をもって指揮者の合図を待っています。たくさんの人が演奏を見ることができるように、背中合わせに29体ずつ置かれています。
からくりオルガンの名前は、音・木・林(おとぎばやし)です。
オルガンの直径は3m、ふいごで風を送り112本の笛から音が出る仕組みになっています。人形の後ろ側に見えているのが笛です。午前9時から午後4時30分まで、30分ごとに演奏されます。演奏される曲目は時間によって異なります。
西興部村の道の駅です。
この写真を写した日は晴天に恵まれ、青空の下で撮影した道の駅はいつもより美しく見えました。建物の右手にはフラワーパークもあり、夏には多くの観光客でにぎわいます。この建物の中にからくりオルガンが置かれているのです。
緑色の洋服を着ている人形とオレンジ色の洋服を着ている人形がいます。
こちらの人形は緑色の洋服を着ています。人形たちは同じ楽器を持っているわけではありません。パートごとに持っている楽器が異なっています。
こちらの人形はオレンジ色の洋服を着ています。
オレンジ色の洋服を着ている人形は、緑色の洋服を着ている人形とは別の楽器を持っています。もちろん指揮者もいます。指揮者は演奏を開始するときに合図をします。人形たちは指揮者の合図で楽器を構え、演奏に入ります。
演奏前も演奏中も演奏後も、人形たちの動きから目を離せません。とても愛らしいのです。
からくりオルガンの下にも人形がいます。
来館者の視線はどちらかというと愛らしい動きを見せてくれる人形の方に向かっているのですが、からくりオルガンの台の下や周りにも人形が置かれています。その人形は少し大きめです。
西興部村は気軽に行くことができるほど近い場所にはありませんが、それでも演奏を聴きに行きたくなる場所です。
からくりオルガンの演奏を聴いてみて下さい。人形が演奏する様子も見て下さい。人形が実際に演奏するわけではありませんが、まるで実際に演奏しているかのように見えます。
指揮者の合図で準備をする姿もかわいらしく見えてきます。
このからくりオルガンは西興部村の宝物のような気がします。一度見たり、聴いたりしてしまったら、何度も行きたくなるかもしれません。
からくりオルガンの演奏も素晴らしいですが、旭川市にある旭山動物園は行動展示で有名です。 高い塔の上を歩くオランウータンや元気に動き回るレッサーパンダなどがお出迎えをしてくれます。