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超地味なヘビ花火を100倍楽しむ全く新しい遊びを考えてみた



花火と言えば、夜空に輝く素晴らしい彩りと喧噪の中、浴衣を着たあの娘と一緒に見上げる打ち上げ花火なんかを想像する人や、花火大会が終わった後に二人で一緒に買った線香花火などを思い出す人など様々でしょう。ダメです。それは花火でなく、素晴らしい夏の思い出です。花火の事なんてイメージくらいしか覚えていないはず。さあそんな事は忘れて今すぐへび花火で遊びましょう。


へび花火とは?



黒い玉のような形をしていて、へび玉とも呼ばれる。火をつけると、他の花火たちとは明らかに違い、ただモクモクと煙を吐き出しながらぬるぬる伸びていくという、なんとも愛おしい花火。すごく地味。多分好きな娘と一緒にやろうぜ!って言われたことは一度もない不遇の花火。


へび花火の可能性を探ろう



というワケで、花火と言えば海。そしてへび花火の無限大の可能性を探るには広い場所が必要という事で札幌市のお隣石狩市にある「あそびーち」にやってきました。ここなら花火をやっても、ちゃんと後片付けをすれば怒られません(周りに人がいないかだけ、充分注意してください。)。クソ暑いですがもちろん海になんて入りません。筆者の目に映るのはへび花火のみです。


大量のへび花火を用意した



これだけあれば充分だろう。ちなみに、このへび花火はドン・キホーテで148円で5個入り。こんなに楽しめて148円なんて、へび花火は花火界の大衆居酒屋のような存在だという事がわかります。


へび花火サッカー



ルール説明


まず、サッカーグラウンドを砂に書きます。近所の道路であればチョークなんかで書いても良いでしょう。そして、その辺の石を拾い、キーパーとディフェンダー二人としてそれぞれ設置します。



緊張のキックオフ。筆者は一人でやっているので大丈夫ですが、もし二人でプレイされる場合は先攻後攻はじゃんけんで決めてください。ディフェンダーにあたるか、キーパーに止められるか、ラインを割った場合は攻守交代です。



順調にへび花火がのびていきます。



華麗なドリブルで抜いていく!ゴールはもう目の前というところで一つ目のへび花火終了。止まった所から再開です。


スーパーセーブ



ほぼPKみたいな位置からへび花火に再び火をつけました。するとどうでしょう。ちょうど石に当たってゴールからそれています。キーパーがパンチングでチームの危機を救っている画が浮かぶよう。以上、これがへび花火サッカーです。とても盛り上がる競技です。一人でやってるから想像でしかありませんが。


へび花火陣地とりゲーム(失敗)



碁のようなイメージで、へび花火を使って上手く陣地を作り、その陣地の広さを競うゲームを考案したのですが



すぐ風でノーゲームになってしまう上にわかりにくいので、この遊びは失敗。再考の必要ありです。


へび花火ビーチフラッグ



やはり海と言えばビーチフラッグ。ルールは簡単。このように、目標物をたてて、へび花火を半分砂に埋めます。



合図とともに、同時に火をつけて...


スタート!



右のやつは何故か後ろに伸びていきました。グルグルバットビーチフラッグみたいな感じでしょうか。左はふらつきながらも棒に向かって伸びています。



めっちゃ惜しいところでへび花火が終了してしまいました。まあ、でもこの場合は左の勝ちでしょう。若者たちが海に入ったり、リアルビーチフラッグに興じてる中、何をしているんだろうと一瞬思いましたが、超面白いです。むしろリア充に見せつけて、仲間に入れてあげましょう。


結論



あそびおわったらこのように、ちゃんとごみは持ち帰りましょう。というワケでへび花火を使った全く新しい令和のスタンダードとなり得る遊びを開発してしまいました。次のオリンピックあたりでは正式種目になっているかもしれませんね。


砂浜には図書館なんかも存在する事があるそうなので、ルールを他の競技からインスパイアする時のために今回は砂浜を舞台にしましたが(石狩あそびーちには図書館は存在しません。)、近所の公園の砂場でも、目の前の道路でも出来る気軽さ、そして見るものすべてを魅了するエキサイティングさ。これはへび花火が来週くらいには売り切れているかもしれませんね。


画像掲載元:秒刊サンデー

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