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中年になる時になってしまう「生活習慣病」。特に日頃の食生活には気をつけたいものです。甘いものや、カロリーが高めのものは抑えて、健康的な生活を送らなければならない。しかし、そうは言っても「我慢は体に毒」。すこしぐらいは、ご褒美が欲しいものであります。そんな中、今回注目していただきたいのが、ファミマの「あんバターコッペ」であります。
「あんバターコッペ」とは
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こちらファミマで販売されている「あんバターコッペ」。
ファミマの冷蔵コーナーに突如置かれていました。
公式によると、小倉あんに大きめの北海道産バターとホイップをサンド。甘みのある練乳入りのホイップクリームがアクセントだということです。
あんバターはよくありますが、ホイップクリームも入っているという、なんともカロリーの暴力的なこちらの菓子パンのエネルギーは「406Kcal」。
ちなみに、スターバックスの「あんバターサンド」(300円)のカロリーは263kcal。
ファミマ「あんバターコッペ」の見た目のインパクトもさることながら、カロリーは目をつぶりたくなるものもあります。
しかし、我慢は体に毒。欲望の解放のさせ方が大事であり、今回はその「開放日」。自分へのご褒美は、小出しではダメ。やる時はきっちりやった方がいい。それでこそ次の節制の励みになるのです。
ということで「いただきます」
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うまい!
何という犯罪的な旨さ。まろやかな小豆の甘みが口中にひろがり、そして大量のバターがそれにバフをかけて増幅。ホイップクリームは、優しく甘すぎず、まるで「甘くないから大丈夫だよ」と囁いてくれているよう。
また、それら旨味をすべてコッペパンが受け止め、口の中でなんとも言い難い「多幸感」を味わう。
「我慢は毒」「明日のための本日のご褒美」「気持ちを一気に開放」
そんな悦びが口の中だけでなく、体全身で感じる。
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まさに「悪魔的なスイーツ」である。しかも価格は276円。高すぎるわけでもない。
完璧な商品。
だが、問題はその後……
このスイーツの恐るべき能力、いや「魔力」。
確かに1つ食べれば満足する。食べたあとは妙な幸福感でいっぱい。
しかし、翌日またファミマに行くとする。
するとまた、冷蔵コーナーに「あんバターコッペ」が無下にも置いてあるわけである。
そうすると、無償に食べたくなり手が伸びる。いかん、これは昨日のご褒美。今日食べたら2連チャン、流石にそれは犯罪的過ぎる。
が、しかしそ魅力にとりつかれた「悪魔の囁き」は簡単に払拭できるものではない。
いくら振り払っても、また目の前に沸いてくる「悪魔の囁き」。
昨日の「悦び」は何だったのか、昨日だけの限定ではなかったのか、だが我慢は体に毒だ……こんな背徳感に苛まれ、ファミマの中で自分自身と格闘しなければならないのだ。
Source:ファミマ