スーパーファミコンのタイトルに価値をつけてツイートし炎上してしまった「シャープ製品公式アカウント」ですが、謝罪をしたその後通常運営に戻ったかのように見えました。しかしながらその後も誹謗中傷が寄せられており、ついには6月28日以降、ツイートが停止してしましました。その件について別のシャープアカウントが説明しております。
ことの発端は、スーパーファミコンミニが発売されるというニュースを受け、6月27日に「シャープ製品アカウント」が、それぞれのソフトについて独自の価値をつけたことによります。スーパーフォーメーションサッカーや聖剣伝説2について当初「0」という価値をつけ、ファンから多大なる批判を浴び、その後「未購入」という表記に変えました。
ところが、騒動はとどまるどころか更に炎上し、ついには公式に謝罪をするという流れになってしまいました。
その後暫くツイートを続けるも相変わらず批判は殺到しており、収拾がつかない状況になり、ついにはシャープの別のアカウント「SHARP株式会社@SHARP_JP」がことの事情を説明。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
問題のツイートを行なったシャープ製品 @SHARP_ProductS アカウントは一切の運営を停止いたします。
どうやら一切の運営を停止、事実上の「閉鎖」となりました。
また@SHARP_JPの見解も添えられており
別アカウントの発言とはいえ、おなじ弊社内の公式アカウントが行なった問題です。決して無関係と言えるものではありません。そのため @SHARP_ProductS になり代わり、こちらのアカウントからお伝えしますこと、お許しください。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
インターネット、特にツイッターは、だれかが好きなもの、思い入れのあるものを共通項に人々が繋がりあう側面があると、私は思います。だからこそ企業アカウントはどんな時も、だれかの好きや思い入れを否定することは決して許されません。ほんとうに申し訳ありませんでした。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
ことの重大さが伺えます。
このツイートには「元気をなくさないでほしい」「今までのキャラで復活してほしい」と@SHARP_JPを擁護する声も寄せられているようです。
@SHARP_JPと@SHARP_ProductSのいわゆる「中の人」が同じなのかどうかは不明ですが、同じ企業として一時的にツイートを控えていたようです。とはいえ@SHARP_ProductSに関しては停止という措置。
企業アカウントの行き過ぎた「馴れ合い」が思わぬトラブルを招く結果となってしまったようです。
スーパーファミコンの価値をつけるという行為も、問題では有りますが大きな企業だからこそ、SNSは難しいシステムです。
今後の企業アカウントの「有り方」が徐々に変わっていくのかもしれません。
(秒刊サンデー:たまちゃん)