はじめに
新年のお出かけスポットで気になるのが、初詣の場所ですよね。
今回は、厄除け大師としてご利益のある神奈川県の川崎大師の、初詣の混雑時間などについてご紹介いたします。
川崎大師とは？
川崎大師(かわさきだいし)は、真言宗智山派の大本山です。
歴史は古く、開創は1128年の平安時代です。
平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が無実の罪によって追われ、流浪の末に川崎にたどりつきました。
武士から漁師に生業を変えて貧しく生活していたところ、高僧の不思議な夢を見た平間兼乗が言われた通りに海に網を投げ入れたところ、弘法大使の木像を引き上げました。
兼乗は木像を丁寧に供養していたところ、高野山の尊賢上人がこの木像の話を聞きつけてやってきて、兼乗と一緒に平間寺を建立したという云われがあります。
このことから、厄除けや家内安全、交通安全にご利益があると有名です。
他にも所願成就の護摩祈願などがされており、初詣は全国でもトップクラスの参拝客が訪れます。
気になる元旦の混雑時間
正月の三が日は、交通規制がかかるほど混雑します。
入場規制にもなるので、なるべく混雑時間は避けたいですよね。
そんな川崎大師の元旦の混雑がピークとなる時間帯は2つ。カウントダウンを大本堂で迎える人で賑わう12月31日大晦日22:00～翌日の元日02:00と、電車の動き出す時間とともに混雑する正月三が日の08:00～15:00です。
そのため、狙い目なのは元日の03:00～06:00の早朝とお正月三が日の15:00以降です。
それでも、参拝客は通常よりは多いので時間の余裕を持って訪れるようにしましょう。
気を付けたい開帳時間
川崎大師平間寺は基本的に24時間境内に入れます。
開門・閉門時間というものがないのですが、そのかわりに大本堂は開帳時間がありますので、それに合わせて参拝することをおすすめします。
大晦日とお正月三が日の開帳時間は以下の通りです。
12月31日 06：00～0:00
元日 00:00～20:30
1月2日 06:00～19:30
1月3日 06:00～19:30
※大晦日～元日は終夜参拝可能です。
アクセスは公共交通機関を！
当日は、公共交通機関での移動をおすすめいたします。
◆電車を利用する場合
京急川崎駅から大師線に乗り換えて、川崎大師駅で下車します。
そこから歩いて徒歩約8分で到着します。
ただ、この徒歩での分数は通常時なので、当日は混雑具合によってはこれより時間がかかるので、ご注意ください。
ちなみに、東京・千葉・埼玉から行く場合はJR品川駅、鎌倉・横浜方面からですと、JR横浜駅で京浜急行に乗り換えると便利ですよ。
川崎大師平間寺には車700台を収容できる駐車場がありますが、混雑する大晦日からお正月三が日は交通規制などが敷かれて川崎大師まで到着しない場合があるので、注意しましょう。
◆川崎大師
住所：神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
電話番号：044-266-3420
川崎大師
おわりに
川崎大師駅から川崎大師にある大師参道や境内の中には例年ずらりと屋台が並びます。
ただ、混雑を避ける時間帯に行くと屋台が少なくなるので、屋台を楽しみたい方は混雑覚悟で行った方がいいかもしれません。
是非、厄除けや交通安全などのサービスがある川崎大師に初詣に出かけてみませんか？
