はじめに
みなさんは、日本一の牡丹(ぼたん)の栽培地として有名な、島根県の大根島(だいこんじま)をご存じでしょうか?
あまり知られていない穴場スポットなのですが、5月中旬は牡丹の見ごろとあって、多くの観光客でにぎわう場所となっています。
そんな大根島の「由志園」(ゆうしえん)をご紹介します。
島根県にある穴場の島で「由志園」の牡丹を見よう①由志園とは?
島根県と鳥取県の県境にある中海に、大根島という小さな島があります。
実はこの島、牡丹と高麗人参の産地として知られ、特に牡丹の花は一年中咲くことから、観光客の中では“牡丹の穴場スポット”と言われているんです。
そんな大根島にあるのが、「由志園」です。
ここは、回遊庭園の形式をとる美しいお庭で、池の周りを散策できますよ♪
島根県にある穴場の島で「由志園」の牡丹を見よう②池泉牡丹
そんな島根県の大根島にある「由志園」で行われているのが、「池泉牡丹」というイベントです。
「池泉牡丹」では、由志園の中の“池に牡丹の花を浮かべる”という、なんとも幻想的な雰囲気が魅力なんです!
今年は、4月29日~5月29日の日程で行われます。
牡丹の一番の見ごろと言われている、5月中旬がピークです♡
よく手入れされた美しいお庭に、牡丹の赤や白の色が映えた、素晴らしい景色を堪能することができますよ♪
島根県にある穴場の島で「由志園」の牡丹を見よう③牡丹を浮かべるのはなぜ?
島根県大根島の由志園で行われている「池泉牡丹」ですが、今年はスケールも大きく、約3万もの牡丹の花が池に浮かぶといわれています。
「なぜ、牡丹の花を切って池に浮かべるの?」と思われる方もいますよね。
実は大根島の牡丹は、牡丹の苗を育てるために生産されていて、本来は花の部分を破棄していたのです。
その花を、「ただ捨てるのはもったいない!」と、池に浮かべて楽しむ方法を思いついたのだとか。
今では、由志園の一大イベントとなっています!
島根県にある穴場の島で「由志園」の牡丹を見よう④今年は黄色のゾーンも!
島根県の大根島に「由志園」で行われている「池泉牡丹」ですが、そのお庭の面積はなんと4万平方メートル!一日散歩しても、十分に見応えがあります。
また、例年は赤と白の牡丹を池に浮かべる展示を行ってきましたが、今回の「池泉牡丹」では、黄色の牡丹を池に浮かべた“黄金の池泉牡丹”も話題となっています。
黄色の牡丹はあまり見ることがないので、珍しさも相まって感動もひとしお♡
約15000もの黄色の牡丹が浮かぶ様子を、堪能してください♪
◆由志園
住所:島根県松江市八束町波入1260-2
電話:0852-76-2255
開園時間:8:30~17:30(11月から2月は~17:00)
定休日:年中無休
由志園
おわりに
いかがでしたか?島根県の大根島にある由志園の「池泉牡丹」をご紹介しました。
開催期間は5月29日までなので、ご旅行の予定がある方はぜひチェックしてみてください。
なお、由志園の牡丹は年中見ごろなので、このイベントの時期を逃したとしても、楽しめますよ♡