はじめに
みなさん、ごきげんよう。美依子(みいこ)です。
前編はチェックしてくれたかしら?
今回は韓国から2ヶ月後の北海道旅行について。
あともう少しお付き合いくださいね。
前回までのあらすじ
どーも、みーこです。前編を読んでない方のために、20秒解説しちゃうわよ♪
韓国旅行でいろいろあったユミとトモヤさんはなんだかんだで繋がっているみたい!私はというと久しぶりにタクミさんとごはんデートをして、2回目の旅行に誘われ幸せな気持ち。
<b>「タクシー代だよ」ともらった白い封筒には、いままでにもらったことのない金額が入っていた……!?</b>
世間の目を気にせず、高級服を買いたいの
一枚、二枚、三枚……銀行員じゃないから、「福沢諭吉(1万円札)」を一枚一枚時間をかけて丁寧に数える。
—<b>その額 30万円也</b>。
おそらく、新千歳空港からタクシーで2時間の距離はどんなに高くても5万円くらいだろう。冷静になった私はパソコンでBUYMAにログインする。スペシャルなタクミさんの隣をUNIQLOのダウンで歩くのは失礼に値するわ。でも、23歳の小娘が店頭でモンクレールのダウンを現金購入するのは、店員に冷たい視線を浴びせられる気がして怖い。
そんなとき深夜1時のBUYMAは私に優しい。年収や見た目などを気にせず、ショート丈、ロング丈、フリル付き……たくさんのモンクレールを見せてくれる。カフェラテを飲みながら手を進めていく。<b>私は日本で買うより6万円ほど安い148,000円で、初モンクレールを手に入れた。</b>
現地集合からのご当地グルメを満喫!
16時すぎ、羽田空港を出発!北海道3泊4日の旅が始まる。
ANAのファーストクラスに堂々と小娘ふたりが座る。私の隣はトモヤさんに誘われたユミだ。タクミさんとトモヤさんは既に北海道にいて、別スケジュールで来ている他の仲間たちとスノボを楽しんでいるので今回の旅は現地集合なの。
18時前に新千歳空港につくと、リムジンでタクミさんとトモヤさんがお迎えにきてくれていた。
あの<b>「新千歳空港から現地までのタクシー代ね」</b>と渡された30万円は、きっとタクミさんなりのクリスマスプレゼントだったのだ!彼ってどこまでも王子様なのね♡
グルメ王子トモヤさんのナビゲートのもと、私たちは新川にあるお鮨やさん「鮨一 (すしかず)」へ。トモヤさんは、北海道のシャリは砂糖が入ってて甘いのだと教えてくれた。新鮮なお魚と日本酒を楽しむ。このお鮨のために、どこかの有名なシェフが作ったというファーストクラス専用弁当に手をつけずにお腹を空かせておいたんだもの!
〆は「らーめん影虎」で背脂味噌らーめんをニンニクたっぷりでいただき、お腹を満たした私たちは今回の宿泊地『ルスツリゾート』へと向かった。
ルスツリゾートで過ごす優雅な時間
私たちが到着したのは、大自然の中にそびえる23階建てのタワー『ウェスティンルスツリゾート』。ルスツリゾートは、冬はスキー場、夏はゴルフなど様々なアクティビティが楽しめるって人気よ。
用意されていたのは、94平米のデラックススイートルーム2室。部屋割りは、ユミとトモヤさん、私とタクミさん(!)。
部屋でひと休みしたら、ルスツリゾートサウスウィングにあるバー「オブリスト」へ。4人で軽く一杯飲みながらたわいない話をする。ここの焼きたてのアップルパイは、いままで食べた中で1番美味しい!
この3泊4日の、"何もしないことを楽しむ"贅沢な旅の全貌は……
男性ふたりは朝早くにスノボをしに行き、夕方まで楽しむ。その間、私とユミは一緒に朝食を食べたり、エステをしたり、それぞれ読書をしたりして過ごす。ディナーはみんなで一緒にリゾート内の「風花」という鉄板焼きや「かかし」という居酒屋で食べた。そして毎夜、バー・オブリストでアップルパイをいただく。大体こんな感じ♪
3日間何もなかったら女として不安になる
<b><FONT color="orange">「え!?嘘でしょ!?タクミさんまた爆睡しちゃったの?」</FONT>
</b>
<b><FONT color="purple">「ちょっとユミ、声大きい!しずかにして。」</FONT>
</b>
最終日の朝、目覚めるとすでに隣のベッドで眠っていたタクミさんがいなかった。どうやら温泉へと行ったようだ。
8時半、私とユミは朝食を食べながら"残念な女の3日間"について話をしている。
<b>そう何を隠そうこの3日間で、私とタクミさんは何も発展していないの!</b>
私だって予想外なんだから、「みーこ、それは反則よ!せっかくここでふたりは付き合うと思ったのに!」っていうクレームはよしてよね。
1日目は、私がフライトで疲れているだろうからと就寝を促されたの。
2日目は、温泉から部屋に戻ると彼が爆睡してた。
今日こそは何が何でも襲ってみせる!と意気込んだ3日目は、「腰を痛めた」と嘆いていたので湿布を貼ってあげて、彼の出張話を聞きながら眠りについた。
こうして私の3泊4日、年末北海道旅行が幕を閉じた。
本当の意味で"何もしないことを楽しむ"贅沢な旅だったけれど、女としてこれでは納得がいかないわ!
私って色気がないの?気合い入れて下着を新調したのに……。もしかしてCカップは相手にしない主義?タクミさんって巨乳好きなのかしら。
このときの私は色んな予測が脳内を駆け巡っていたけれど、その後とんでもない真実を知ることになるの。
おわりに
今回はもっと長くなっちゃった……!最後まで読んでくれてありがとう。では、次の旅行記までごきげんよう♡