はじめに
三重県、和歌山県、奈良県にまたがる紀伊半島には、たくさんの見どころがあります。
見どころ満載すぎる紀伊半島の中でも、沿岸沿いを旅する観光モデルコースをご紹介します!
「紀伊半島」の沿岸沿い観光モデルコース①紀伊半島とは
「紀伊半島」は、近畿地方の南部に位置し、本州の太平洋側に突き出た大きな半島です。
広大な海岸線が広がる沿岸部と、内陸部には果無山脈や大台ヶ原などの原生林地帯が広がり、高野龍神・室生赤目青山国定公園や吉野熊野・伊勢志摩国立公園などたくさんの自然に恵まれています。
とにかく見どころ満載の紀伊半島を、沿岸沿いを中心に楽しむコースをご紹介します♪
「紀伊半島」の沿岸沿い観光モデルコース②串本海中公園
紀伊半島の沿岸沿いを楽しむ旅は、和歌山県にある南紀白浜インターチェンジ付近からスタートします。
南紀白浜インターチェンジから国道42号を南下し、太平洋の絶景を望みながら、本州最南端の串本へ約2時間10分のドライブです♪
串本は、テーブルサンゴ群生地としては世界北限地で、約120種ものサンゴが生息しており、ラムサール条約にも登録されています。
「串本海中公園」ではその海の美しさを海中展望塔や、水族館、海中観光船で体感できますよ。
◆串本海中公園
住所:和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
電話番号:0735-62-1122
営業時間:9:00~16:30
定休日:年中無休
串本海中公園
「紀伊半島」の沿岸沿い観光モデルコース③潮岬
串本海中公園からさらに南下すること約20分、本州最南端の地「潮岬」へと到着します。
潮岬の南西の断崖には、1878年に建てられた潮岬灯台がそびえ立ちます。
海抜50メートルの台上から見渡すことができる水平線は、地球の丸さを実感できます。
併設されているレストランでは、近大本マグロや、地元の食材を使ったメニューが味わえますよ。
◆潮岬
住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
「紀伊半島」の沿岸沿い観光モデルコース④橋杭岩
潮岬から車で約15分ほど北上すると、串本から見て太平洋側にある紀伊大島へ向かって、約850mにわたり、大小40余りの岩柱がそそり立つ「橋杭岩」があります。
まるで橋の杭の様に規則的な並び方をしたこの岩には、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をしたため、一夜で立てられたという伝説もあるんです!
ここは吉野熊野国立公園地域内にあり、国の名勝、天然記念物にも指定されています。
◆橋杭岩
住所:和歌山県東牟婁郡串本町橋杭
電話番号:0735-62-3171(串本町観光協会)
橋杭岩
「紀伊半島」の沿岸沿い観光モデルコース⑤太地くじら浜公園
橋杭岩より海岸線沿いを進むこと40分弱で「太地くじら浜公園」に到着します。
ここには、くじらと一緒に泳げる海水浴場と、くじらの生態や捕鯨に関する資料を展示した博物館があります。
くじら海水浴場でくじらと一緒に泳ぐことができるのは、夏限定。子どもから大人まで、貴重な体験をすることができます。
博物館では展示物だけでなく、屋外スペースでのイルカショーも楽しめますよ!
◆太地くじら浜公園
住所:和歌山県東牟婁郡太地町大字太地
太地町立くじらの博物館
「紀伊半島」の沿岸沿い観光モデルコース⑥那智の滝
太地くじら浜公園から約30分、那智勝浦を流れる那智川の中流にある「那智の滝」は、日本の滝100選にも選ばれている大きな滝です。
那智の滝は他にも、「日本三名瀑」の1つであるとか、「落差日本一」などと形容されています。
さらにこの滝は自然崇拝の象徴として、信仰の対象となっていて、高さ133mから落ちてくる滝の飛沫を浴びると、ご利益があるんだそうです!
◆那智の滝
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
那智の滝
「紀伊半島」の沿岸沿い観光モデルコース⑦紀伊半島へのアクセス
今回のコースで出発地点とした南紀白浜へは、羽田空港から1日3往復の飛行機が飛んでいます。
和歌山県の中心部、和歌山駅付近からは車でもJRの特急でも約1時間20分で到着します。
また、関西国際空港からは車で2時間弱でアクセスすることもできます。
南紀白浜には温泉もあり、たくさんのリゾートホテルもありますので、ぜひこちらで宿泊してから旅を始めるのがおすすめですよ。
おわりに
雄大な太平洋を望みながら、紀伊半島の沿岸部を旅するコースをご紹介しましたが、紀伊半島にはまだまだ魅力あるスポットがたくさんあります!
ぜひ今回ご紹介したコースを皮切りに、紀伊半島のより深い魅力に夢中になってみてくださいね♡