はじめに
秋の京都は、街全体が真っ赤に染まるほど、紅葉が美しい名所が多くあります。
今回は庭も楽しめる紅葉スポット「東福寺」を紹介しましょう♪
秋の行楽に家族で夫婦で訪れたいですね。
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紅葉スポット京都「東福寺」の魅力その1▶︎国宝・重要文化財の山・東福寺の名前の由来に歴史の深さあり!
東福寺は臨済宗東福寺派大本山の寺院で、1255年に完成しました。
本尊は釈迦如来で5000を超える国宝を貯蔵していることで知られています。
東福寺は、東大寺の「東」と、興福寺の「福」から一字ずつもらって名付けられたそう。
周辺には美しい庭園が広がり、紅葉の時期には人々の目を楽しませています。
特に敷地内に植えられている中国の宋から伝わったとされる“通天もみじ”は、葉が3つに分かれており、黄金色に色づくことで有名なんですよ。
◆臨済宗大本山東福寺(りんざいしゅうだいほんざんとうふくじ)
住所:京都府東山区本町15丁目778
電話番号:075-561-0087
紅葉色づき始め:11月中旬
紅葉見頃:11月下旬~12月上旬
拝観時間:4月~10月末まで▶︎9:00~16:00(拝観受付終了は16:00、16:30に閉門)
11月~12月初旬まで▶︎8:30~16:00(拝観受付終了は16:00、16:30に閉門)
東福寺
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紅葉スポット京都「東福寺」の魅力その2▶︎通天橋は指折りの紅葉スポット!
東福寺といえば通天橋(つうてんきょう)が紅葉スポットとして有名です。
仏殿から常楽庵までの渓谷にかけられた橋の廊下で、左右に紅葉を眺めることができます。
通天橋は東福寺にある3つの橋の一つで、他にも偃月橋(えんげつきょう)、臥雲橋(がうんきょう)があり、東福寺三名橋と総称されます。
通天橋からは、前述した通天もみじも見られますよ。
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紅葉スポット京都「東福寺」の魅力その3▶︎東福寺の庭も必見!市松模様の庭♡
禅宗のお寺の庭は名園が多いことで知られています。
中でも東福寺の庭園は見事な枯山水で人々を惹きつけているんです。
枯山水方式の庭園は、荒波を表す砂紋があり、巨大な岩で島を表現していたり、苔と敷石で市松模様を作り出しています。
和の庭園でありながら、ある意味では現代的な様相をしています。
歴史と自然と人の手が加わった庭……このコラボレーションが独特の情緒を醸し出しています。
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紅葉スポット京都「東福寺」の魅力その3▶︎ライトアップは塔頭寺院にて
東福寺自体ではライトアップは行っていません。
ただし、東福寺塔頭 毘沙門堂 勝林寺にて、ライトアップされた美しい庭、輝く紅色の紅葉を堪能できるので要チェックです。
ライトアップ期間は11月19日から12月4日まで。
時間は日没から19時半までです。
ただし受付が19時で終了とのことなので注意が必要ですよ。
拝観料が600円かかります。紅葉時期は昼夜問わず多くの観光客が訪れ混雑が予想されます。時間に余裕を持って見学しましょう!
◆東福寺塔頭 毘沙門堂 勝林寺
住所:京都市東山区本町15-795
電話番号:075-561-4311
おわりに
京都府の紅葉は自然と歴史の織りなす美しさを理由に、世界中から多くの観光客が訪れます。
それぞれの寺院が独特の美しさを持つ中でも、庭園を楽しめるのがここ「東福寺」です。
黄金に輝く紅葉、枯山水を見に、秋の季節には京都府を訪れてはいかがでしょうか?♡