はじめに
神話のふるさといわれる宮崎県、実は豊かな自然に恵まれているのです。
宮崎県の南部を流れる「五ヶ瀬川」は、人々が感動するほどの大自然が広がっているほか、貴重な生き物が棲んでいたり、多くのイベントが行われていたり、人と生き物と自然が共存する世界になっています。
そんな「五ヶ瀬川」の魅力をご紹介します。
神話のふるさと・宮崎県にある五ヶ瀬川とは?
五ヶ瀬川は、宮崎県の五ヶ瀬川町、高千穂町、日之影町、延岡市、熊本県の山都町の1市4町を流れる一級水系・五ヶ瀬川の本流で、延長106キロメートル、流域面積1820平方キロメートルを誇る一級河川です。
宮崎県の向坂山から流れて大分に抜けた後、一旦熊本県の山都町に抜け、再び宮崎県の日向灘へと流れていきます。
宮崎県の中でも、五ヶ瀬川は観光客が多く人気が高いスポットです。
神話のふるさと・宮崎県にある五ヶ瀬川が誇る天然記念物
五ヶ瀬川の名前の由来をご存知ですか?
実は、上流から吐ノ瀬、窓ノ瀬、あらぎノ瀬、綱ノ瀬、大瀬の5つの瀬が存在するので「五ヶ瀬川」になったのです。
そんな五ヶ瀬川流域の中でも、1番の人気を誇る観光スポットが高千穂峡。
高千穂峡は、国の名勝であり、天然記念物に指定されています。
自然が作り出したV字の形状は、見る人を魅了するほど、自然の偉大さを感じさせます。
また、高千穂峡をまたぎ、御橋の近くにあるのは真名井の滝。
日本の百名滝に指定されており、フォトスポットとしても人気の場所です。
訪れた際にはぜひ、ここで五ヶ瀬川の記念写真を撮影することをおすすめします。
神話のふるさと・宮崎県にある五ヶ瀬川の自然環境
五ヶ瀬川は、流域によって見どころが変わってきます。
最上流域には、スギやヒノキなどの山林があり、緑の癒しを感じられる場所。
疲れがたまっている方は、ここで非日常の癒しを体験してみては?
上流域には高千穂峡があり、清涼感と自然のパワーを感じられる場所となっています。
マイナスイオンや清涼を求め、多くの人々が訪れます。
中流域は、大型のアユが生息するとして有名なため、多くの釣り人が訪れるなど、一年中その自然を楽しめるんです。
下流域には、延岡市のオープンスペースになっており、毎年多くのイベントが河川敷を活用しいて開催しています。
イベントが行われる際には、多くの人々が集まり賑わっている場所なんですよ。
神話のふるさと・宮崎県にある五ヶ瀬川へのアクセス方法
五ヶ瀬川でも、人気のスポットである高千穂峡へのアクセスをご紹介します。
電車で行く場合は、JR日豊本線 延岡駅から、路線バスで1時間半で到着します。
車で行く場合は、九州自動車道 嘉島JCTを出て国道443号へ入り、県道221号へと進みます。
その後、国道445号線から国道218号線、県道203号線へと向かい、県道50号線に入ってから2分ほどで到着です。
ホリデーシーズンや、イベントを開催している日は特に混雑するので、空いている時に観光したいという方は避けていくと良いでしょう。
おわりに
豊かな自然と天然記念物や名勝がある宮崎県の宝庫、五ヶ瀬川流域は宮崎県に行くなら欠かせないスポットです!
四季の移り変わりとともに、景観が変わっていくので、いつ訪れても楽しめる観光スポットになっていますよ。