ホスピタリティ業界のリーダーとして、激動の2021年に1日1軒以上のホテル開業で
フットプリントを拡大、人気のデスティネーションに新ブランド進出
米国バージニア州マクリーン--(BUSINESS WIRE)--ヒルトンは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを切り抜け、将来に向けてより優位的なポジションを確立するために、2021年過去最高のペースで開発を進めてきました。すでに世界有数の規模を誇るホテル企業であるヒルトンは、新たに414軒のホテルを開業、客室数を67,100室以上増やし、グローバルポートフォリオの規模拡大、そして主要ブランドの導入を積極的に展開しました。
ヒルトンの取締役社長 兼 最高経営責任者であるクリストファJ. ナセッタは次のように述べています。「回復と成長の1年を経て、旅行業界のレジリエンスを目の当たりにし、当社のチームが変化を受け入れつつ、世界中で多数のホテルを開業し、より多くのお客様にサービスを提供できたことを大変嬉しく思います。旅を通じて、新しい文化を体験し、大切な方々とつながりたいという気持ちは、人々が様々な経験を築く上で中核をなすものだと信じています。当社で働く私たち全員は、2022年もお客様をお迎えし、新しい思い出づくりのお手伝いができることを心待ちにしています」
ヒルトンはグローバル規模での開発により、コロナ禍でも引き続堅調なパフォーマンスを示しています。2021年末時点で、ヒルトンは6大陸で18ブランドを展開し、6,800軒以上のホテルを展開しており、成長率(Net Unit Growth)は5.6%と好調な数字を記録しました。開業予定のホテルは約2,670軒、客室数では40万8,000室以上にのぼり、そのうち約半数が現在建設中です。
ヒルトンのグローバル開発部門の最高財務責任者兼社長であるケビン・ジェイコブスは次のように述べています。
「当社の開発は、引き続き主要業績評価指標(KPI)であり、当社が長期的にどれほど優位な立場にあるか示しています。ホテルのオーナーは提携先を選択する理由として、当社の優れたパフォーマンスを重視しています。キャピタルライトなビジネスモデルのもと、当社は成長率の最大化を目指しつつ、全てのステークホルダーに価値を提供し続けていきます」
幅広いマーケットへの展開とブランドカテゴリーで飛躍の年を達成
- 歴史的なラスベガスの開発:ヒルトンは、米国ラスベガスでのプレゼンスをさらに高めました。現在、ラスベガスでは、3つのラグジュアリーブランドを含む13ブランド、36軒のホテル、1万2,000室以上の客室数を展開しています。2021年6月、ヒルトンはゲンティン・グループとパートナーシップのもと、ヒルトン史上最大のマルチブランドリゾート「リゾート・ワールド・ラスベガス」を開業し、新たな歴史を刻みました。これは、世界最大のコンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ラグジュアリーブランドのLXRホテルズ&リゾーツ、そしてフラッグシップブランドであるヒルトン・ホテルズ&リゾーツという3つのプレミアムブランドのホテルを統合したリゾート施設です。さらに、ヴァージン・ホテルズ・ラスベガス、キュリオ・コレクションbyヒルトンの開業に伴い、キュリオ・コレクションbyヒルトンがラスベガスに誕生しました。
- オールインクルーシブの目覚ましい拡大:2021年は、カリブ海と中南米で多くのホテルを開業し、ヒルトンのオールインクルーシブ・ポートフォリオを拡大しました。このポートフォリオには、ヒルトン・カンクン・アン・オールインクルーシブ・リゾート、ヒルトン・バジャルタ・リビエラ・オールインクルーシブ・リゾート、マングローブ・ビーチ・コレンドン・キュラソー・オールインクルーシブ・リゾート、キュリオ・コレクションbyヒルトン、ザ・ユカタン・リゾート・プラヤ・デル・カルメン・オールインクルーシブ・リゾート、タペストリー・コレクションbyヒルトンが含まれます。
- ヒルトンのライフスタイルブランドは、欧州、中東・アフリカ、ブラジルで躍進中です。キャノピー byヒルトンは、フランス、英国、スペインに進出しました。モットー byヒルトンも、2022年に欧州初のモットー ロッテルダム・ブラークをオランダで開業予定です。さらに、ブラジルでは、キャノピーbyヒルトン・サンパウロ・ジャルダンとアルメナ・ホテル・タペストリー・コレクション byヒルトンと2つのブランドの進出を果たしました。
- アジア太平洋地域の成長:ヒルトン長崎がアジア太平洋地域で500軒目のホテルとして開業し、ヒルトン蘭州シティセンターの開業は中華圏・モンゴル地区で400軒目のホテルとなりました。
- 米国ワシントンDCにおける拡大:ヒルトン・ワシントンDCキャピトル・ヒルの開業をもって、ワシントンDCのポートフォリオは25軒となりました。
マーケット拡大がもたらした、ブランドポートフォリオにとって「初めて」づくしの2021年
- ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツは、米国カリフォルニア州デイナポイントでウォルドーフ・アストリア・モナーク・ビーチ・リゾート &クラブを開業し、西海岸でのプレゼンスを高めました。また、日本においては、オリックス不動産株式会社と運営受託契約を締結し、2025年にウォルドーフ・アストリア大阪を開業する予定です。
- コンラッド・ホテル&リゾーツは、米国カリフォルニア州初となるコンラッド・ロサンゼルス(2022年春開業予定)と、メキシコのトゥルム初となるコンラッド・トゥルム・リビエラ・マヤの運営受託契約を締結しました。
- LXRホテルズ&リゾーツは、マンゴー・ハウス・セーシェルの開業でアフリカ大陸の東に位置するインド洋に初進出したほか、アジア太平洋地域初進出となるROKU KYOTO, Hotels &Resortsが日本で開業しました。
- シグニアbyヒルトンは、米国においてリブランドによりシグニアbyヒルトン・オーランド・ボネット・クリークが誕生し、ジョージア世界会議センターの敷地内にシグニアbyヒルトン・アトランタが開業しました。
- キュリオ・コレクションbyヒルトンは、全世界で100軒目となるセーブル・アット・ネイビー・ピア・シカゴ、キュリオ・コレクションbyヒルトンを米国で開業しました。
- ダブルツリーbyヒルトンは、ドイツ初進出となったダブルツリーbyヒルトン・フランクフルト・ニーデーラートの開業により、進出したマーケット数は50に達しました。
- タペストリー・コレクションbyヒルトンは、欧州と中国に進出し、欧州ではアトーチャ・ホテル・マドリード, タペストリー・コレクションbyヒルトン、中国ではホーリック・ホテル文安, タペストリー・コレクションbyヒルトンを開業しました。
- モットー by ヒルトンは、2022年に欧州と中南米でそれぞれ第1号のホテルを開業予定です。オランダでモットー・ロッテルダム・ブラークを、中南米はメキシコでモットー・トゥルムを開業する予定です。
- ヒルトン・ガーデン・インは、オーストラレーシア(ヒルトン・ガーデン・イン・アルバニー)、韓国(ヒルトン・ガーデン・イン・ソウル江南)、タイ(ヒルトン・ガーデン・イン・プーケット・バンタオ)、およびインドネシアの首都ジャカルタ(ヒルトン・ガーデン・イン・ジャカルタ・タマン・パレム)で開業しました。さらに中国で大規模なフランチャイズモデルを展開し、投資家やオーナーにフランチャイズの機会を提供しています。
- ハンプトンbyヒルトンは、現在2,700軒以上あり、アイルランド、ウズベキスタン、カタール、そして、ケイマン諸島(ハンプトンbyヒルトン・グランド・ケイマン)に初進出しました。ハンプトンは、中国で最も急成長しているグローバルホテルブランドであり、現在200軒展開しており、600軒の契約締結を完了しています。さらに、13年連続でEntrepreneur’s Franchise 500®のフランチャイズ部門ランキングで第1位となり、ホテル&モーテルカテゴリー部門で第1位最多記録に並び、2022年は幸先の良いスタートを切りました。
- トゥルーbyヒルトンは200軒目のホテルを開業し、その数はコロナ禍でも100軒近く増加しました。また、カリブ海地域と中南米への進出を発表し、ブラジル、コスタリカ、ドミニカ共和国、メキシコ、プエルトリコで開業予定です。
- ホームウッド・スイーツbyヒルトンは、革新的で新しい「プロトタイプ 10.0」を打ち出し、包括的なブランド刷新を発表しました。オーナーとデベロッパーに付加価値と汎用性を提供するとともに、自宅にいるような快適さを求めるお客様のニーズを上回るおもてなしをお届けします。
- ホーム2 スイーツbyヒルトンは、わずか10年で500軒のホテル開業を達成しました。米国のパイプラインは437軒と最大数を誇り、最も急成長中のホテルブランドの1つとなっています。また、中国で今後1,000軒の開業予定しており、中国第1号となるホテルを開業しました。
ヒルトンは、開発面でのマイルストーンに加え、コンファームド・コネクティングルームbyヒルトンやヒルトン・オナーズのデジタルキー共有など、業界をリードするプログラムと商品の導入のほか、ペットフレンドリーなサービスの拡充を図るなど、旅行者の進化するニーズに対応するため、革新的な取り組みを続けています。詳細については、newsroom.hilton.comをご覧ください。
ヒルトンについて
ヒルトンは、世界122の国と地域に6,800軒以上(100万室以上)のホテルを展開しているホスピタリティ業界のグローバルリーダーです。ヒルトンは、世界で最もおもてなしの心に溢れた企業であることをミッションに掲げ、これまで100年以上の歴史で30億人を超えるお客様をお迎えしました。「2021年版 働きがいのあるグローバル企業 世界ランキング」の上位企業として選ばれ、世界有数のESG(環境、社会、ガバナンス)投資指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」で世界的業界リーダーにも5年連続選出されています。2021年には、1日1軒以上のホテルを開業し、ゲストエクスペリエンスを向上するため、デジタル・キー共有、無料の客室アップブレード事前選択および「コンファームド・コネクティングルーム」機能など業界をリードするテクノロジーを導入しました。また、現在、18のグローバル・ブランド・ポートフォリオを展開しています(日本では、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリーbyヒルトン、キュリオ・コレクションbyヒルトン、LXRホテルズ&リゾーツの5ブランド・19軒のホテルを展開)。また、受賞歴を誇るゲスト・ロイヤルティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」の会員数は約1億2800万人を有し、ヒルトンの公式予約チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員は、宿泊や体験などに交換できるポイントを獲得することができます。また、無料のヒルトン・オナーズ・アプリから客室の選択、デジタル・チェックイン、デジタル・キー(日本国内では一部のホテルではデジタル・キーは未導入)をご利用いただけます。
最新の情報はこちらをご覧ください。http://newsroom.hilton.com, https://www.facebook.com/hiltonnewsroom, https://twitter.com/hiltonnewsroom, https://www.linkedin.com/company/hilton, https://www.instagram.com/hiltonnewsroom/, https://www.youtube.com/hiltonnewsroom
Contacts
報道関係者からのお問い合わせ先:
ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区
広報渉外部 尾上(おがみ)
Emiko.Ogami@Hilton.com