
エイチ・アイ・エス(HIS)は、連結子会社3社による雇用調整助成金の不正受給を受け、2社の関係役員に対する処分を行った。
経営者による不正があったと認められたクルーズプラネットでは、小林敦元代表取締役社長を月額報酬の50%減額(5か月)。使用人兼務役員1名を同35%減額とした。小林氏は辞任勧告を受け、4月17日付で代表取締役を辞任し、社長を交代した。
欧州エキスプレスでは、古川豪己代表取締役社長を同30%減額(3か月)、取締役1名を同10%減額(1か月)とした。
また、ナンバーワントラベル渋谷の関係役員に対する処分は1月27日に発表している。
HISではグループのガバナンス体制を強化するため、社外取締役を委員長とする「子会社ガバナンス検討委員会」を取締役会の諮問機関として設置した。
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