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ANA、燃油サーチャージを引き上げ 2月以降発券分


全日本空輸(ANA)は、燃油の市場価格に基づく国際線の燃油サーチャージを2025年2月の発券分から引き下げることを発表しました。このサーチャージは、シンガポールでのケロシンの価格と為替レートの2か月平均に基づいて算出されます。新料金は地域別に設定されており、ハワイを除く北米や欧州、中東、オセアニアへの路線では29,000円、ハワイ、インド、インドネシアでは18,500円、東南アジアの多くの路線では15,500円などと引き下げられています。また、韓国及びロシア(ウラジオストク)へは3,000円に設定されるなど、広い範囲で料金改定が行われています。

ANA(ボーイング787-9型機、JA879A)

全日本空輸(ANA)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を2025年2月発券分以降から引き下げる。

燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市場価格の2か月間の平均を、為替レートの2か月間の平均で円換算した際の金額に応じて徴収すると定めている。

いずれも日本発着の片道あたり、ハワイを除く欧米・中東・オセアニア線は29,000円、ハワイ・インド・インドネシア線は18,500円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は15,500円、ベトナム・グアム・フィリピン線は9,500円、韓国を除く東アジア線は8,500円、韓国・ロシア(ウラジオストク)は3,000円となる。

イギリスで購入する場合はポンド、イギリスを除く欧州で購入する場合はユーロ、それ以外の国で購入する場合は米ドル建てとなる。一部の国を出発する旅程では別途設定されている。

■燃油サーチャージ額(2025年2月~3月/日本発旅程・片道)

韓国・ロシア(ウラジオストク) 3,000円

韓国を除く東アジア 8,500円

ベトナム・グアム・フィリピン 9,500円

タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 15,500円

ハワイ・インド・インドネシア 18,500円

ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 29,000円

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