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ANA、燃油サーチャージを引き上げ 4月以降発券分


全日本空輸(ANA)は、2025年4月発券分以降の国際線での燃油サーチャージを引き上げることを決定しました。この引き上げは、シンガポールケロシンの市場価格と円の為替レートに基づいて行われるもので、基準金額が同様の場合、最大5,000円の値上げが発生します。具体的なサーチャージ額は、路線ごとに異なり、例として北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア路線では1区間当たり36,300円となります。この変更により旅客は、日本発着の国際線予約における総額費用の増加を考慮する必要があります。欧州など外国で購入する場合は現地通貨での設定となり、一部例外を除いて米ドル建てとされます。

ANA(エアバスA380型機)

全日本空輸(ANA)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を4月発券分以降から引き上げる。

燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市場価格の2か月間の平均を、為替レートの2か月間の平均で円換算した際の金額に応じて徴収すると定めている。あわせて、燃油サーチャージの改定基準テーブルを改定しており、上記金額が同額の場合でも、最大5,000円の値上げとなっている。

いずれも日本発着の片道あたり、ハワイを除く欧米・中東・オセアニア線は36,300円、ハワイ・インド・インドネシア線は23,100円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は18,900円、ベトナム・グアム・フィリピン線は12,100円、韓国を除く東アジア線は11,000円、韓国・ロシア(ウラジオストク)は3,900円となる。

イギリスで購入する場合はポンド、イギリスを除く欧州で購入する場合はユーロ、それ以外の国で購入する場合は米ドル建てとなる。一部の国を出発する旅程では別途設定されている。

■燃油サーチャージ額(2025年4月~5月/日本発旅程・片道)

韓国・ロシア(ウラジオストク) 3,900円

韓国を除く東アジア 11,000円

ベトナム・グアム・フィリピン 12,100円

タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 18,900円

ハワイ・インド・インドネシア 23,100円

ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 36,300円

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