立山黒部貫光は、立山黒部アルペンルートの立山ケーブルカー、黒部ケーブルカー、立山高原バスで運賃を引き上げる。
立山黒部アルペンルートは、1954年の立山ケーブルカー開業を皮切りに、1971年に全線が開通。施設の老朽化に伴う維持管理及び修繕費等、事業を維持するための設備投資が継続的に必要となり、鋼索鉄道(ケーブルカー)、バスともに慢性的な営業損失が課題となっている。
運賃改定は、冬季閉鎖が終了する4月15日付けで実施され、立山ケーブルカーは730円から960円に、黒部ケーブルカーは870円から1,050円に、立山高原バスは1,740円から2,200円になる。これにより、長野県側の扇沢駅から富山県側の立山駅までの合計の大人片道運賃は、従来より870円高い9,300円となる。
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