エアアジア・ジャパンが、事業継続の断念や運航の長期休止など、事業の見直しを検討していることがわかった。共同通信などが報じた。
ロイター通信は9月7日、エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が、日本での事業体制の見直しについて、近いうちに決定すると報じていた。
エアアジア・ジャパンは、2014年に設立し、2017年10月に運航を開始した。3機のエアバスA320型機を保有し、国内3路線と国際1路線の4路線を運航している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い全便を運休していたものの、8月より国内線の運航を再開するとともに、名古屋/中部〜福岡線を開設していた。10月1日から24日までの全便を運休すると発表している。