エア・カナダは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航規制の影響で、国際線の運航を大幅に削減すると発表した。
アメリカを除く国際線は、4月1日以降、ロンドン、パリ、フランクフルト、デリー、東京、香港への6都市を結ぶ便のみとする。従来の101空港から、わずか6空港に乗り入れ空港が減少する。運航継続は、カナダ人などの母国への帰国や、貨物輸送のためとしている。
エア・カナダのウェブサイトによると、現在も販売を継続しているのは、東京/成田〜バンクーバー線のみとなっている。
アメリカとカナダ政府の決定を踏まえ、4月1日以降、カナダとアメリカを結ぶ路線のアメリカ側の乗り入れ空港は、53空港から13空港に制限する。乗り入れ空港は、ニューヨーク/ラガーディア、ニューヨーク/ニューアーク、ボストン、ワシントン/ダレス、ワシントン/レーガン、シカゴ、ヒューストン、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、デンバー、オーランド、フォートローダーデールとなる。
カナダ国内線もフライトを削減するものの、カナダのすべての州と準州で運航を継続する。
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