マレーシア航空委員会(Malaysian Aviation Commission/MAVCOM)は、エアアジアXのクアラルンプール〜東京/成田線とクアラルンプール〜大阪/関西〜ホノルル線の運航申請に対し、航空交通権を与える決定を行ったと発表した。
発表内容によれば、クアラルンプール〜東京/成田線は7月18日以降、週7便で新規就航。クアラルンプール〜大阪/関西〜ホノルル線は8月18日以降、週3便を追加して運航する見通し。機材はプレミアムフラットベッド12席、エコノミークラス365席の計377席を配置したエアバスA330-300型機を使用する。
エアアジアXは、東京/成田〜クアラルンプール線を2014年11月21日に開設し、2015年8月19日をもって運休している。クアラルンプール〜大阪/関西〜ホノルル線は6月28日より週4便を運航しており、デイリー化することになる。
マレーシア航空委員会では、10月にエアアジアXのクアラルンプール〜福岡線にも航空交通権を与えているものの、就航には至っていない。エアアジア広報によれば、名古屋/中部〜クアラルンプール線を含めた4路線の具体的な運航計画は現在のところないという。