ANAグループは6月1日、全国47か所の病院ですずらんの花としおりをプレゼントする活動を行った。
これはANAグループが社会貢献活動として1956年から毎年行っているもので、今年で62回目。北海道・千歳市近郊で咲いたすずらんの鉢植え316鉢と切り花1,740本、手書きのメッセージを添えたすずらんの香りがするしおり約19,000枚が用意され、各都道府県出身の客室乗務員が全国47か所の赤十字病院や関連施設に届けた。
このうち、東京・大田区の大森赤十字病院では贈呈式を実施。冒頭でANAホールディングス コーポレートブランド・CSR推進部長の宮田千夏子氏が「しおりづくりには客室乗務員をはじめ多くの社員が携わった。社員の思いを乗せて、入院されている皆様や病院関係者の皆様に幸せを願う気持ちをお届けしたい」と挨拶した。続けて、宮田氏から日本赤十字社 医療事業推進本部長の富田博樹氏に目録の贈呈、客室乗務員から病院関係者に鉢植えとしおりの贈呈が行われた。
その後、客室乗務員は日本赤十字のマスコットキャラクター「ハートラちゃん」とともに病棟を回り、入院患者らにしおりを手渡した。出産のため入院しているという女性は「しおりはとてもいい香りがした。出産を終えた方にも配って幸せを分けられたら」と笑みを浮かべて話した。
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