せっかくの休みなのに雨なので、埼玉県は秩父の山奥にフラッと出掛けた。するとある場所で、ふと急カーブの横に古びたガードレールがあることに気がついた。これはかつて使用されていた旧道の名残りだということがすぐにわかったので、土砂で埋まった旧道らしき崖を歩いていくと、土砂が行くてを阻んでいた。だが、よーく見てみると、上部にわずかな隙間がある。これはもしや、トンネルが埋まって、上部だけが開いているのでは? と隙間に近づくと、なんとか人が入れそうな空間がある! 急いでクルマに戻ってヘッデンを装着し、トンネルらしき空洞に突入してみた。
ドキドキしながらさらに進んでいくと、なんと! そこにあった光景は!
後日、クルマに詳しい編集部のスタッフにこの画像を見せたところ、
このダンプカーは三菱ふそうの「FKシリーズ」のトラックで、ダンプカー架装車とのこと。
また、FKシリーズは1976年から1984年(ベッドレス車は1986年まで)作られていたということで、それから考えると20年以上前から放置されていた可能性もある。
いずれにしても、このトンネルの存在だけでも驚きの発見で、さらに内部にダンプカーが放置されていたとことで、二重の驚き体験となった雨の休日となった。
ちなみにこのトンネルは、立ち入り禁止などの表示もなく、誰でも見つければ入れる場所だが、事故や問題を誘発する危険性に配慮して、場所などの情報は伏せさせていただきます。
※スタッフは充分な装備をして安全を確保した上で探索しました。