ロータス・カーズはこのほど、現在開発中の新型スポーツカーの名称が「EMIRA(エミーラ)」に決定したことを発表した。エミーラは7月6日に、英国ウォーリック大学キャンパス内に新設したロータス・アドバンスド・パフォーマンス・センターで世界初公開される予定で、7月8日から英国グッドウッドで開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で一般公開される。
「エミーラ」とは「司令官」または「リーダー」 の意味。内燃エンジンを搭載する最後のロータス車に
同社では今年1月、従来のエリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産を年内で終了するとともに、新シリーズのスポーツカーを年内に発表すると予告していた。この新型スポーツカーは「タイプ131」というコードネームが与えられていたが、このほど正式車名が「エミーラ」に決定したというわけである。
車名のエミーラとは、さまざまな古代言語に存在する単語で、現代語に翻訳すると「司令官」または「リーダー」 を意味する。スリリングな新時代へと進むロータスを主導する、エキサイティングな新しいスポーツカーになると同社は説明している。
エミーラに搭載されるパワートレインはハイブリッドではなく、新たなパートナーシップによる複数の内燃エンジンを搭載。ロータスが内燃エンジンを搭載する車両をデビューさせるのはこれが最後になるという。この新しいパワートレインは、高い効率性を誇る最先端テクノロジーが採用され、ロータスならではのドライビング体験を提供するようにチューニングされるとのこと。
このたびの発表では、エクステリアデザインのイメージ画像が公開。エミーラのスタイリングは、2019年7月に発表され、9月に日本初披露された新型電動ハイパーカー「エヴァイヤ」の影響を受けたものになるという。