イタリアが生んだ名車「Lambretta(ランブレッタ)」。国内でも発売中のV-Specialシリーズ(50版・125版・200版あり)が新しくなって登場。フェンダー形状がFix FenderとFlex Fenderの2種類用意され、追加カラーが追加されるなど、これまで以上にバリエーションも豊富になった。エレガントな欧州テイストのNEWスクーターに注目だ。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
イタリアの名車「Lambretta(ランブレッタ)」は国内でも正規代理店より発売中
Lambretta(ランブレッタ)は、イタリアのフェルディナンド=イノチェンティが創業した金属加工工場をルーツとするスクーターブランド。1947年にスクーターを発表以来、世界各地で人気を獲得してきた。
国内では正規代理店の「モータリスト合同会社」より発売されているランブレッタのV-Specialシリーズは、50版・125版・200版の3種類あり。カラフルな各種ボディカラーに加え、フェンダー形状はFix FenderとFlex Fenderの2種類がスタンバイされている。
Lambretta(ランブレッタ) V125 Special......44万円(10%消費税込)
Lambretta(ランブレッタ) V200 Special......48万円(10%消費税込)
Lambretta(ランブレッタ) V50 Special......40万円(10%消費税込)
V125 Specialは、原付二種ならではの維持費の安さに加え、シャープな吹け上がりで気持ちの良いエンジンがポイントな、空冷4サイクル124.7㏄エンジンを搭載したランブレッタの中核モデル。原付2種というカテゴリーの中で群を抜くスタイルながら、電子制御燃料噴射システムの採用により、10ps(7.5kw)を超えるパワーで軽やかな走りを実現。ヨーロッパでの高い人気を背景に、豊富なカラーバリエーションをスタンバイ。
V200 Specialは、空冷4サイクル168.9㏄エンジンを搭載。このクラスのスクーターによくある150㏄という枠にとらわれない、豊かなトルクと伸びのあるパワーを備えたV-Specialシリーズのトップモデル。ツインサスペンションの採用で、より高荷重を受け止められるように設計。ハイスピードツーリングをこなす実力を持ち、さらに安定したタンデムライディングの楽しみも提供している。
V50 Specialは、空冷4サイクル49.5㏄エンジンを搭載したランブレッタのボトムエンドを担うモデル。上級機種と同等のボディワークと装備を持ちながら、原付一種免許や普通自動車免許を所有するユーザーも気軽に利用できる、実にスタイリッシュなスクーターに仕上げている。
今回、新たなラインアップに合わせ、ランブレッタのホームページもリニューアル。車両詳細やオプションパーツ、アクセサリー、全国の販売店マップなど、ランブレッタに関する最新の情報も掲載中だ。
①50版 ②125版 ③200版
エンジン種類:空冷4ストローク単気筒
排気量:①49.5cc ②124.7cc ③168.9cc
圧縮比:①12.6:1 ②10.7:1 ③10.2:1
燃料:ガソリン
燃料供給方式:①ECS ②③EFI
最高出力:①2.6kW/7500rpm ②7.5kW/8500rpm ③8.9kW/7500rpm
最大トルク:①3.4Nm/6500rpm ②9.2Nm/7000rpm ③12.5Nm/5500rpm
排出ガス対応:Euro 4
点火装置:①CDI ②③ECU
始動方式:E-Starter
最高速度:①45km/h ②95km/h ③-
変速装置:CVT
駆動方式:ベルト
全長:1890mm
全幅:735mm
全高:1115mm
ホイールベース:1340mm
シート高:770mm
タンク容量:6L ± 0.2L
フロントタイヤ:110/70-12
リアタイヤ:120/70-12
フロントサスペンション:テレスコピックフォーク
リアサスペンション:①②片持ち式サスペンションシステム ③ツインサスペンション
フロントブレーキ:
①液圧式ディスクブレーキΦ226mm
②液圧式ディスクブレーキΦ226mm (CBS)
③液圧式ディスクブレーキΦ226mm (ABS)
リアブレーキ:
①機械式ドラムブレーキΦ110mm
②液圧式ディスクブレーキΦ220mm (CBS)
③液圧式ディスクブレーキΦ220mm
●ランブレッタ輸入代理店(問い合わせ):モータリスト合同会社
https://motorists.jp/
●ランブレッタ公式HP
https://motorists.jp/brand/lambretta/