高い技術力によるハイテク装備が充実するのが80年代の国産車たちの特徴だろう。なかでも三菱は早くから電子制御技術をウリにした豪華絢爛な装備をエテルナに与えた。
5代目からは新たな販売チャンネルであるカープラザ店向けとして、名前を変えたエテルナΣもラインアップ。発売翌年にはハードトップボディが、86年にはV6エンジンも加わり好調な販売台数をキープしていった。
だが87年に6代目へ切り替わると4WDターボのVR-4がデビューして、ラリーの三菱復活を感じさせた。同時にΣの名がなくなり5代目も影を薄くする。その頃Σに乗っていたオーナーさん。最高峰のVRでこそないが、エアロ仕様のホワイトデュークなど3台のΣを乗り継いだ。
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