2月24日、アウディジャパンはプレミアムコンパクトSUVの「Q2」を4年ぶりに大幅刷新し、5月より発売すると発表した。また、新型の発売を記念して、125台の限定車「Q2ファーストエディション」も設定される。税込車両価格は394万円〜544万円。
ファーストエディションは「Sライン」をベースに、魅力的なオプションの数々を標準装備
Q2は、アウディファミリーのなかでも、個性的でコントラストの効いた内外装のデザインを特徴とし、ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性とユーティリティ性能を兼ね備えたプレミアムコンパクトSUV。2017年のデビュー以来、アウディのSUV「Q」モデルのなかで、4年連続販売台数No.1の人気モデルである。
このたびのアップデートでは、デザインに魅力的なブラシュアップを施し、多角形のモチーフがインサートされた8角形のシングルフレームの位置が従来よりもわずかに下げられ、フロントセクションの幅の広さを強調。LEDヘッドライトとともにシャープ印象を与えている。ボンネット先端には往年の「アウディ スポーツクワトロ」のイメージを受け継ぐ3分割スリットを設置。さらに開口部が拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れた力強い印象のリヤバンパー、新デザインのリヤディフューザーなどにより、これまで以上にスポーティで存在感のあるデザインとなっている。
またボディカラーにアウディとしては初となるアップルグリーンメタリックを含む5つの新色を設定。あわせてブレードのカラーラインナップも一新された。
グレード構成は新たに「アドバンスド」と「Sライン」のふたつとなった。アドバンスドのアンダーガードはシルバーに、サイドシルやブレードにはマンハッタングレーメタリックのコントラストペイントが施されている。
一方Sラインではアンダーガードとサイドシルはボディ同色となり、ブレードのコントラストペイントはセレナイトシルバーで、Sルーフスポイラーが備わる。
インテリアでは、エアベントやシフトレバーのデザインを変更。ダイヤモンドペイントフィニッシュ シルバーグレーのデコラティブパネルを採用している。またオプションのSライン・プラスパッケージを装着すれば、スポーツシートをはじめ、アルミニウムルックインテリア、マルチカラーアンビエントライティング、ステンレススチールフットペダル、ライトグラフィックのデコラティブパネル等により、さらにスポーティな仕様となる。
導入記念モデルとして125台限定で発売される「ファーストエディション」は、35 TFSI Sラインがベース。ボディカラーは、アウディとして初となるアップルグリーンメタリック、そしてアローグレーパールエフェクトの2色から選択でき、ともにコントラストペイント、マンハッタングレーのブレードを採用している。この限定モデルは、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、Sライン・プラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージのほか、アウディスポーツ19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付(フロント・リヤ)を標準装備する。
●新型「アウディQ2」モデルラインナップ●アウディ公式WEBサイト「Q2」
・35 TFSIアドバンスド:394万円
・35 TFSI Sライン:430万円
・ファーストエディション(限定車):544万円
※価格は消費税込み。いずれも150ps/250Nmを発揮する1.5ℓ直列4気筒ターボエンジン+7速DCTを搭載。