12月4日、JAIA(日本自動車輸入組合)は、2020年11月期の外国メーカー車(乗用車)新規登録台数を発表した。
前年同月を6.8%下回るもメルセデス・ベンツが5640台で首位をキープ
今年11月に新規登録された輸入外国メーカー車(乗用車)は2万2798台で、前年同月実績の2万3663台を3.7%下回った。
最も新規登録台数の多かったブランドはメルセデス・ベンツで、前年同月を6.8%下回ったものの5640台を記録。登録台数トップ10ブランドは下記のとおりで、このうちの6ブランドが前年同月比を上回った。とくにプジョーは前年同月比147.5%となる1307台を記録し、先月同様6位を獲得。強豪ドイツ勢に迫る勢いを感じさせる。
また、シトロエンやフィアットが先月に続いてトップ10にランクインした点も、プジョーやジープとともに、ドイツ勢を脅かしつつある動きと受け取れる。
●2020年11月期・輸入乗用車(外国ブランド)新規登録台数トップ10
第1位:メルセデス・ベンツ(5640台/93.2%)
第2位:BMW(3540台/102.3%)
第3位:フォルクスワーゲン(2498台/66.4%)
第4位:アウディ(2005台/96.7%)
第5位:MINI(1835台/121.0%)
第6位:プジョー(1307台/147.5%)
第7位:ジープ(1272台/127.5%)
第8位:ボルボ(1251台/71.4%)
第9位:シトロエン(520台/135.8%)
第10位:フィアット(495台/136.4%)
※パーセンテージは前年同月比
トップ10以下のブランドでは、ランドローバー(434台/前年同月比150.7%)やアルファロメオ(224台/同144.5%)、アバルト(189台/同107.4%)、フェラーリ(104台/260.0%)などのブランドが前年同月を上回る実績を残した。