12月2日、グループPSAジャパンは12月3日よりプジョー純正カーサイドタープを発売すると発表した。このタープは、11月25日にカタログモデルが発売された「リフター」にも対応する日本独自企画による純正エアフレームカーサイドタープとなっている。価格は税込で9万5000円。
一般的なカーサイドタープと違い金属フレームを使っていないため、設営、撤収が素早く行える
この「カーサイドタープ」(エアフレーム・リビングシェルター)は、新型MPV「リフター」のカタログモデル国内発売に合わせ、グループPSAジャパンが独自に企画したプジョー純正アクセサリー。アウトドアアクティビティにおける、リフターとオーナーの可能性をさらに拡張すべく企画されたものだ。
独自のエアチューブ構造のフレームとなっており、付属のダブルアクションフロアエアポンプで空気を注入するだけで、強固な自立型タープが完成する。一般的なカーサイドタープと違い金属フレームを使っていないため、設営、撤収が素早く行える点が大きな特長のひとつ。
タープ設営時のサイズは、底面サイズ約2500mm×2500mm、高さは約1800mm。タープは複数のベルトで固定され、接合部車体下部にはカバーシートが付属するため、外気の侵入を緩和する。
このカーサイドタープはリフターのサイドスライドドアにぴったりとフィットするように設計されており、デザイン、使い勝手などアウトドアライフをよりアクティブに楽しめるようになっている。なお、リフターに適合するように設計されているが、接合部分は汎用性を持たせてあるので、「SUV 3008」や「SUV 5008」、「SUV 2008(先代モデル含む)」はもちろん、「208(先代モデル含む)」や「308 &308 SW」、「508 SW」などでも使用が可能だ。また、サイズ等を確認すればセダン、クーペをのぞく他社の車両でも使用できる。
このタープはまた、左右サイドスライドドアだけでなく、リヤゲートに取付けることも可能。カーサイドタープ展開時の駐車スペースや荷物の出し入れなど、ユーザーの都合と好みに合わせた使い方ができるように配慮されている点も魅力となっている。
エアフレーム構造で金属フレームを持たないことにより、収納時もコンパクト。付属の収納バッグに入れた際のサイズはわずか約340mm×340mm×530mmとなり、重量は約9.2kg。これならアウトドアアクティビティで気になる収納スペースへの影響も小さく済みそうだ。
●「プジョー純正カーサイドタープ」●プジョー公式WEBサイト「ディーラー検索」
・適合車種:リフター(デビューエディション、カタログモデル全車)/SUV 3008/SUV 5008/SUV 2008(先代モデル含む)/208(先代モデル含む)/308/308 SW/508 SW
・税込価格:9万5000円
・付属品:専用収納袋/手動式エアポンプ(1式)/ペグ(20本)/ロープ(3.5m x 2本)/雨天用テンションロープ/コネクションカバー&シート(1式)/補修キット(パッチ、接着剤、リペアシート)/エンブレム
・素材:タープ素材・ポリエステル65D/表面・UVカット+撥水加工/生地・ファブリック/生地内面・PUコーティング/耐水圧・3000mm
・備考:本製品は「タープ」です。テントは定義としては床のある就寝を前提とした商品となり、本製品には床は付属しません。リビング的な使い方を前提としています。
タープ設営後に車両を動かすことはできません。本製品は車両と接続して使用することを大前提として設計されています。
タープ出入り口のポールおよびロープ(張り綱)は付属しておりません。アウトドア用品店等で市販品をお求めください。タープの出入り口は正面と背面の2カ所ありますので、両方の出入り口を開放する場合はポール4本(片面のみ解放の場合は2本)、ロープは必要に応じた本数をお買い求めください。なお、商品画像のポールの全長は2mのものを使用しています。
・問い合わせ先:全国のプジョー正規ディーラー