11月27日、日産自動車は11月28日から2021年1月11日までの期間、グローバル本社ギャラリーにおいて「日産ギャラリー ウインターイルミネーション2020」を開催すると発表した。
日産の技術から着想を得た新たなイルミネーションを展開
開催期間中は、この冬を彩るだけでなく、2030年代の実用化を目指している見えないものを可視化する「Invisible to Visible(I2V)」や運転支援技術を支えている「センシング」など、日産の技術から着想を得たイルミネーションを展開する。
日産が研究開発を進めている「見えないものを可視化する」技術、「Invisible-to-Visible(I2V)」から着想を得た今年のクリスマスデコレーションは、KOSEI KOMATSU氏のプロデュースによるもの。これまでの日産グローバル本社ギャラリーにはなかった、まったく新しいクリスマスデコレーションが登場する。
スパークリングモービルズといったプラスチックの円盤を約500個使ったクリスマス装飾は、回転による反射でどこからでも美しく見えるデザイン。それに加えて、「I2Vスポット」に行くと、他の場所では見えなかったアートが見えてくる。まさしく、「見えなかったものが見えてくる」アートだ。「I2V SPOT」は、ギャラリー内とギャラリー2階の日産ウォークの計2カ所にあり、開館中だけでなく、閉館後にギャラリーが暗くなると、暗さと光のコントラストで、また異なった表情を見せる。
12月19日からスタートする「センシングフォレスト」は、ギャラリー内に“並木道”を創り出す。そこでは “光”の幻想的な空間が広がっており、来場者が並木道を回遊すると、センサーが反応。歩行者の移動に合わせ光を点灯させる。「ホワイト」に点灯するライトは、まるで「雪の積もった森」を創出し、都会では味わえない幻想的な空間を演出する。
この「センシングフォレスト」は日産の運転支援技術を支えているセンシングから着想を得た、冬にぴったりの体験型イルミネーション。隣接する透過型ディスプレイを使った「ARIYA Virtual Display」では、7月にワールドプレミアした日産初の新型クロスオーバーEV「アリア」の「プロパイロット2.0」におけるセンシングのイメージを映像で見られる。
なお、同社の発表によると、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、来場者が非接触型で体験できる内容になっているとのことで、安心して楽しむことができそうだ。
●日産グローバル本社ギャラリー●日産自動車公式WEBサイト「グローバル本社ギャラリー」
・所在地:神奈川県横浜市西区高島1-1-1
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・営業時間:10:00〜20:00