北米ホンダ(American Honda)は2020年9月の販売台数を発表した。SUV系のモデルが特に好調だったこともあり、12万7058台をセールス。前年同月比で二桁増(+11.5%)を達成した。
ホンダブランドは前年同月比で11%増、アキュラブランドは16.6%増
ホンダは北米で「ホンダ」と「アキュラ」の2ブランドを展開しているが、全車の9月の販売台数をリストアップしてみよう。
【ホンダ】
アコード:2万0149台(−0.9%)
シビック:2台2371台(0.2%)
クラリティ:354台(−35.4%)
フィット:3116台(15.1%)
インサイト:1472台(−4.5%)
CR-V:3万3572台(29.6%)
HR-V:7560台(0.4%)
オデッセイ:7844台(5.2%)
パスポート:4281台(48.1%)
パイロット:1台0643台(14.9%)
リッジライン:2755台(18.4%)
※( )内は前年同月比
ホンダブランドでは、11万4117台を販売。トラック(=SUV系のモデルのこと)が20.4%増で9月の記録を更新したこともあり、前年同月比で11%増となった。特に好調だったのはパスポートとCR-Vだ。パスポートは4281台(前年同月比48.1%増)、CR-Vは3万3672台(同29.6%増)をそれぞれ売り上げた。どちらも9月としては過去最高の販売台数だ。
【アキュラ】
ILX:1377台(27.7%)
NSX:10台(−37.5%)
RLX:122台(165.2%)
TLX:1848台(6.1%)
MDX:4290台(28.4%)
RDX:4664台(6.4%)
※( )内は前年同月比
アキュラブランドはというと、MDXとRDXが好調だったことで前年同月比16.6%増の1万2941台を販売した。
ホンダとアキュラ、両ブランドを合算した9月の販売台数は12万7058台で前年同月比11.5%増。新型コロナウイルスの感染流行が深刻化した3月以降では、初めてのプラス実績を残すことができた。
2020年1月以降のホンダ全体の販売台数の推移は以下の通りである。
1月:10万1625台(−4.3%)
2月:12万0006台(+4.2%)
3月:7万7153台(−48.0%)
4月:5万7751台(−54.1%)
5月:12万0977台(−16.9%)
6月:11万4774台(−15.5%)
7月:12万5450台(−11.2%)
8月:13万5925台(−21.9%)
9月:12万7058台(+11.5%)
※( )内は前年同月比