腰痛持ちの筆者にとって、クッションは長時間のドライブやデスクワークに欠かせないアイテム。今回は「低反発でもなく高反発でもない、まるで宙に浮いているような乗り心地を実現!」という『Gゼロクッション』をテスト。通販で話題&人気のこのアイテムを、徹底的に座り倒してみた。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
特殊素材の「TPE」を使用。ランバス構造が、座った時にかかる重さや耐圧を分散
※注:「TPE」とは、サーモ・プラスチック・エラストマーの略で、ゴムのような弾性を持ち、熱を加えると溶け、冷やすと固まる柔らかいプラスチックのこと。リサイクルができ、環境に優しいのが特徴。
輸入販売元の『協和工業株式会社』によると、
「従来の高反発や低反発の素材は、座ると徐々に臀部が徐々に底に当たるような感触がありました。しかしGゼロクッションは、適度な反発があり、お尻をクッション全体で支えてくれるため、まるで宙に浮いたような座り心地を獲得。
また、ひし形の編み目構造(ランバス構造)が、座った時にかかる重さや耐圧を分散させるため、長時間座っても疲れにくい。加えてウレタンやスポンジのように、享年劣化によって潰れることもなく、長く使用できるのがポイントです」
『Gゼロクッション』の形状は、後方よりも前方が低く、傾斜を付けているのもポイント。この傾斜により、骨盤の位置を調整し、無理なく、自然に背筋が伸びるよう工夫されている(座面が地面と平行になった椅子には効果的)。
クルマのシートはもちろん、持ち運びも容易なので、椅子、フローリングなどの硬い床、屋外のベンチなど、幅広く使用可能だ。
では早速、座ってみよう。
インプレッション:ウレタンやスポンジなど、普通のクッションにはない、独特の“滑らかな”座り心地を獲得
ウレタンやスポンジのクッションに比べ、お尻の部分に熱がこもりやすい……
●商品名:Gゼロクッション
●サイズ:幅44cm×奥行40cm×高さ3cm
●素材:
クッション→TPE / ポリエステル
カバー→ポリエステル100%
●購入価格:5500円(税込) ※ネットショップで購入
●生産国:中国
●輸入販売元:協和工業株式会社
大阪市西淀川区佃1-24-11
TEL 06-6471-3539